韓国のTOP FC王者でUFCに参戦したスンウはグラウンドがザルすぎるという欠点をつかれ、UFCデビューから2連敗。3戦目は2019年12月の地元韓国大会で、オーストラリアのスーマン・モクタリアン相手に2R以降打撃で圧倒し、一者が29-25をつけるほど(スンウにケージつかみの減点あり)の大差で完勝しUFC初勝利。フェザー級では長身で、188cmのリーチを持つ。昨年10月にザラル戦が組まれていたが欠場。今回別の相手と対戦予定だったが、相手が立て続けに欠場となり、10日前に急遽ザラルの代役出場が決まった。
ザラルはUFCデビューから3連勝していたが、10月にスンウの代役で出場したイリア・トプリアにグラウンドで攻められて判定負け。モロッコ出身で現在はアメリカ在住。リーチはスンウを上回る191cm。
スンウがは打撃のヒット数で上回り、終盤テイクダウンを奪い1Rを優勢に進めると、2Rまたタックルに。ザラルがテイクダウンを狙うがケージでこらえてブラウン肘。レフェリーブレイク。逆にテイクダウンを奪ったスンウだがグラウンドには付き合わない。
2Rまで劣勢のザラル。スタンドでスンウが打撃で攻める。投げを狙ったザラルだがスッポ抜けて下になると、スンウはパウンドを入れてすぐに離れる。またスタンド。ザラルケージに押し込むと抱えあげてテイクダウン。倒してギロチン!決定的チャンスだったが反転して外したスンウ。スンウ自ら立ってスタンドに。打撃で出ていく。ザラルシングルレッグ。倒したがスンウバックを取らせて立つ。反転しケージに押し込み時間を使う。タイムアップ。
29-28×2、30-27の3-0でスンウ勝利。