UFC258:第7試合・リッキー・シモン vs. ブライアン・ケレハー

フェザー級

シモンは1ヶ月前に試合したばかりで連戦。ケレハー戦は当初9月に組まれていたが、シモンのセコンドが新型コロナウイルス陽性となり欠場。先月再度組まれたが、今度はケレハーがテストで陽性となり欠場。シモンは代役のUFCデビュー戦選手にテイクダウン→パウンド→肩固めで完勝した。バックボーンはレスリング。

ケレハーはUFC6勝4敗。6勝のうち2KO、3一本勝ちで、判定勝利は1試合のみ。3つの一本勝ちはすべてギロチンでの勝利。昨年、コロナ以降はフェザーに上げて試合をしている。フェザー級ではランカーのコーディ・スタマン相手にテイクダウンを奪われ安全運転されての判定負け。

今回はもともとはバンタム級で組まれていたカードだが、カード決定が直前だったため、フェザー級での試合に。

シモンタックルでテイクダウン。背中を見せて立とうしたケレハーだがシモンが追いかけて押さえ込む。バックを取られたまま立ったケレハーだが、シモンバックから殴るとまたテイクダウンを狙う。正対してギロチンで引き込むケレハーだがスッポ抜けて下に。シモン肩固めをセットしハーフの足を抜こうとする。肩固めを放してサイドで押さえ込むシモン。がぶりの体勢に。ケレハーが立つところにギロチン。振りほどいたが立たれた。パンチで出るシモン。しかしパンチで出るところにカウンターのタックルでテイクダウン。またハーフにして肩固め狙い。蹴って距離を放して立ったケレハー。残り1分。パンチで出てタックルに入るシモン。ケレハーがギロチンを狙うと離れた。ホーン。

1Rシモン。

2R。シモンがパンチで出る。左ボディ。ケレハー右ハイ。プレスするシモン。ケレハーの前蹴りが顔面にヒットしたが、キャッチされテイクダウンを許す。しかしすぐに足関。シモン足を引き抜いて離れたが、その瞬間にケレハー立った。シモンがパンチで出る。シモンタックル。ケレハーギロチンに抱えたが、外されて下に。ケージで立ったケレハー。正対した。シモン離れる。パンチで出ていく。シモン手が出ない。ホーン。

2Rシモン。

3R。ケレハーのパンチをすかして組み付いてバックを取ったシモン。ケージで正対したケレハー。シモン押し込む。ケレハー苦し紛れのギロチン引き込み。外され下に。ハーフからキムラを狙うケレハーだが、シモンが逆にキムラを取り返す。外れた。ケレハー立つがシモンはすぐにまたテイクダウン狙い。脇をくぐってバックに回る。残り1分。正対したケレハーだが押し込んで時間を使うシモン。残り30秒で離れた。ケレハーのバックブローは距離を取られて空振り。タイムアップ。

判定三者フルマークでシモン勝利。テイクダウンし、ケレハーの動きに合わせて先回りしての攻めで常にペースを握った。

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