UFC258:セミファイナル・メイシー・バーバー vs. アレクサ・グラッソ

女子フライ級。バーバー10位、グラッソ15位。

20歳で無敗のままUFCデビューし、UFCでも3試合連続TKO勝利し、UFC最年少王者の期待もあったバーバーだが、前戦ではベテランのロクサン・モダフェリにテイクダウンされるとグラウンドの穴を付かれ、2Rにはジャブでダウンも喫し完敗でMMA初黒星。

27歳のグラッソも同じく無敗のままUFCデビューし、2戦目で早くもセミに抜擢されるなどプッシュされた選手だったが、その試合であっさり負けると、その後は勝ったり負けたり。ストロー級だったが減量がきつく、体重オーバーもしていたので前回からフライ級に転向している。ボクシングがバックボーンで、打撃の手数で勝負するスタイル。UFCでの4勝はすべて判定。

パンチを打ち込み組み付いたバーバー。しかしグラッソが両脇を差して入れ替える。グラッソ離れた。大ぶりのパンチを打ち込むバーバーだがグラッソがカウンターを合わせる。遠い距離からタックルに入ったバーバー。ボディロックからテイクダウンを狙ったがグラッソこらえる。離れ際にパンチを入れたバーバー。残り1分。プレスするバーバー。組み付くと至近距離でラッシュ。グラッソ打ち返す。ホーン。

1Rは打撃のヒット数でグラッソか。

2R。グラッソがパンチで出ていく。プレスしていく。バーバー前に出て組もうとするが引き剥がされた。グラッソの左がヒットしバーバーちょっとぐらついた。組んでいくバーバー。ダブルアンダーフック。しかし倒せず離れる。またすぐに組み付いてボディロックしたバーバーだが、グラッソすぐにケージでこらえる。離れる。バーバーがパンチを打ち込むがバーバー間合いを詰めると、グラッソの蹴りを潰して上に。足で阻むグラッソ。強引にパスを狙うが、グラッソの下からの腕十字に捕まる。外したが下になるバーバー。グラッソ肩固め。亀になり外したバーバーだがグラッソバックマウント。時間がなくホーン。

2Rグラッソ。

3R。グラッソがプレスしていく。バーバー組み付いた。ケージに押し込む。入れ替えるグラッソだが大内テイクダウンで初めて倒した。パウンドを落とす。しかしケージを使って立ったグラッソ。バーバーすぐに追いかけて左右の大振りのフックを打ち込む。クリーンヒットせず。引き剥がしたグラッソを追いかけてタックル。ケージでこらえるグラッソ。ケージに押し込み。入れ替えるグラッソ。離れた。時間がない。バーバーラッシュして出ていく。残りわずかでテイクダウンしたがタイムアップ。

三者29-28でグラッソ勝利。

グラッソは今回も打撃の適格性で手数で上回って勝利。3Rにバーバーの猛追を受けたが落ち着いて逃げ切った。

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