UFC on ESPN+44:第1試合・ダスティン・ジャコビー vs. マキシム・グリシン

ライトヘビー級だったがグリシンが4.5ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。

ジャコビーは10年前にUFCに参戦したが0勝2敗でリリースされ、その後キックに転向。Gloryなどでキャリアを積み、30歳で再びMMAに復帰すると、コンテンダーシリーズで勝利して、昨年10月にUFC再デビュー。ライトヘビー級に落としてから3連敗中のジャスティン・ジャコビーと対戦し1RKO勝ち。打撃の成長を見せた。Glory時代には、日本の大晦日で行われたGlory13に出場し、上原誠にスプリット判定負けしている。

PFLに2年続けて出場しているグリシンは、無敗だったがドローのままトーナメントで敗退し100万ドルのチャンスは得られず。昨年7月にUFCデビュー。直前の代役だったのでヘビー級での出場となり、マルチン・ティブラに判定負け。2戦目はガジムラド・アンティグロフとのロシア人対決で、ケージを背にしたアンティグロフにガードの上からパンチのラッシュを打ち込み、2R残り5秒でKO勝ちした。が、ガードしていたのに止められたアンティグロフはかなり不満げだったが。

距離を取るグリシンに間合いを詰めていくジャコビー。カーフキック。グリシンタックルに。組ませないように距離を取るジャコビー。ケージに押し込むグリシンだが組ませず引き剥がした。しかしジャコビーがローにパンチを合わせられバランスを崩し尻もちダウン!グリシンすかさずバックに回る。チョークを狙うが股下から抜けたジャコビー。スタンドに。ローの蹴り合い。残り1分。ジャコビーのローをキャッチし、バランスを崩したところに肘を入れたグリシン。前蹴りで出るジャコビー。しかしまた蹴りをキャッチされ、背中を向けたところにパンチを貰う。膝をついたジャコビーにバックからパウンドを入れるグリシン。残りわずかでチョークを狙ったがホーン。

1Rグリシン

2R。スタンドでプレスしていくのはグリシン。ワンツー。ジャコビーはカーフキック。左が相打ちになったがジャコビーの方がハードにヒットしたか。またカーフキックをもらったグリシン。ちょっと嫌がっている。手数を増やしてきたジャコビー。タックルで組み付くグリシンだがが引き剥がされた。グリシンもカーフキックを蹴るがカットするジャコビー。ホーン。

2Rジャコビー。

3R。間合いを詰めていくグリシン。ジャコビーは距離を取りながらカーフキック。ジャコビーがパンチを入れて出るとグリシン圧されて下がる。カーフキックをカットされバランスを崩したグリシン。ジャコビー飛び膝。しかしキャッチされた。脇を差して押し込むジャコビー。入れ替えたグリシンがパンチを連打を打ち込む。ジャコビー離れた。残り1分。カーフキックを蹴るジャコビーにグリシンはパンチを合わせる。グリシン出ていく。ケージに詰めてパンチを打ち込んだグリシン。距離を取るジャコビーにミドル。タイムアップ。

勝負の3Rをどちらも明確に取れなかったがどうか。

判定三者29-28でジャコビー勝利。

3Rのヒット数ではグリシンがやや上だがほぼ五分。どちらとも取れた。

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