UFC on ESPN+44:第2試合・ヴィンス・カチェロ vs. ロニー・ローレンス

バンタム級

ヴィンセント・カチェロ改めヴィンス・カチェロは8月に計量当日欠場した選手の代役としてUFCデビュー。階級上のフェザー級での試合だったが、UFC0勝1敗のジャマール・エマース相手に引かない気持ちの強さ以外を見せることが出来ないまま判定負け。

ローレンスはUFCデビュー戦。9月のコンテンダーシリーズに出場すると、通算12度もテイクダウンを奪い、フィニッシュはできなかったものの圧倒してUFCとの契約を決めた。MMA6勝1敗の28歳。

ステップして距離を取りカーフキックを入れるローレンス。飛び膝から首相撲に捕らえて膝。離れた。カチェロ間合いを詰めていく。ローレンス虚を突いてタックル。テイクダウン。ガードを取るカチェロ。下からオモプラッタ。回転して外しハーフにしたローレンス。カチェロうつ伏せになり立つ。スタンド。ローレンスカーフキック。もらってスリップダウンしたカチェロ。すぐ立つとパンチで出るが、間合いに入ると首相撲に捕らえるローレンス。またステップするローレンス。またタックル。倒したが押さえ込まれる前に立つカチェロ。カチェロの右がヒットしバランスを崩したローレンス。しかしすぐタックル。テイクダウン。カチェロ下からオモプラッタ・三角狙い。外したローレンスがハーフからクォーターマウント。返そうとするカチェロだが時間がない。ホーン。

1Rローレンス。

2R。ローレンスステップしつつ蹴りを入れていく。カチェロが出ていくがそこにタックル。テイクダウン。寝かせた。倒されたところからタックルに入り、がぶりの体勢から立ったカチェロ。四つに。投げたカチェロだが、膝をついた体勢からタックルに入るローレンス。テイクダウン。ハーフ。上体を固めて足を抜いてサイドへ。またうつ伏せになり立ったカチェロ。ローレンスすぐテイクダウン。が、カチェロノーアームギロチン。回転して逃れようとするところにダースチョーク。が、外された。立ったローレンス、すぐテイクダウン。すぐ立つカチェロのバックに回り投げてまたテイクダウン。亀になったカチェロ。ローレンスバックに回りハーフバック。正対したカチェロ。ハーフから肩固めを狙うが時間がない。ホーン。

2Rローレンス。

3R。ローレンス飛び膝。バックスピンキック。さらにカーフキック。スリップダウンしたカチェロのバックに回りパウンド連打。カチェロが立つとジャーマンで投げる。インサイドからパウンド。下からギロチンに抱えるカチェロだがローレンスハーフで押さえ込む。カチェロ亀に。またハーフバック。正対したカチェロにパウンド。フィニッシュを狙っているローレンス。マウント!パウンド。嫌がってかめになったカチェロ。マウントで動けず殴られているカチェロだがレフェリー止めない。シングルレッグに入るがローレンス鉄槌連打。打たれたまま止まっているカチェロを見てようやくレフェリー止めた。

ローレンスUFCデビュー戦勝利。スタンドではステップしつつカーフキックを打ち込み、スタンドに意識が向いたところでタックルからテイクダウンすると、押さえ込みに固執せずわりとすぐ立たれるがすぐにまたテイクダウンして休ませない。2Rまで取った後、3Rに逃げ切りするのではなくフィニッシュを狙いに行ったのも良かった。 

カチェロは一瞬のギロチン以外、勝機がなかった。

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