ライトヘビー級。レイエス3位、プロハースカ5位。
デビューから無敗でUFCと契約し、JJのタイトルにも挑戦したレイエス。試合はレイエスが打撃を入れていく展開で、僅差だがMMA初黒星を喫した。しかしメディアの過半数がレイエスを支持する内容で、JJは再戦を受けずにタイトルを返上し、ヘビー級転向を示唆した。レイエスは昨年9月にヤン・ブラホヴィッチとの王座決定戦で再度タイトル獲得を狙ったが、事前の評価に反し、2Rにパンチを貰って初のKO負け。底を見せたことで今回はオッズでアンダードッグに。
初代RIZINライトヘビー級王者プロハースカは昨年1月にUFCと契約。7月のデビュー戦ではタイトル挑戦経験のあるヴォルカン・オーズデミアにKO勝ち。ここで勝てば、9月に行われるブラホヴィッチ vs. テイシェイラの勝者への挑戦の可能性が非常に高くなる。
お互い牽制のフェイントを見せる。レイエス左ミドル。プロハースカ間合いを詰めてパンチ。アッパーで飛び込んだ。前蹴り。距離を取るレイエス。今度はレイエスが飛び込んで左をヒット。しかしレイエスのミドルに合わせたパンチが入り、レイエスまた距離を取る。飛び込んだレイエスはタックルに。外掛けで浴びせ倒しテイクダウン。ハーフ。ブリッジで返して立ったプロハースカ。レイエスまた飛び込んだがプロハースカのパンチを貰い効いた!下がるれいせすを追ってパンチを入れていく。レイエスも下がりながらパンチを出してヒットさせる。しかしプロハースカどんどん出てボディ・顔面にパンチを打ち込む。ケージを背負うレイエス。プロハースカの攻撃をなんとかパンチを返して凌いでいる。残りわずかで左右のパンチ連打を打ちつつ出るプロハースカ。ホーン。
1Rプロハースカ。ダメージも負っているレイエスだが、一発がある重量級なのでまだわからない。
2R。先手を取っていくレイエス。左ミドル。レイエスパンチ連打で出たがプロハースカ下がってかわす。逆に前に出てコンボをヒット。レイエスもらったが距離を取りつつ手を出して凌いだ。レイエスの蹴りに合わせたパンチが顔面にヒット。また下がるレイエス。レイエスの左がビッグヒットしプロハースカ効いた!すかさず首を抱えたレイエス。ギロチンで引き込む。が、浅い。外したプロハースカがパスを狙う。パウンド。レイエス下から肘。下から蹴り上げがヒットしたがプロハースカがパスして上からパウンド。レイエス打たれるが立った。スタンドでプロハースカのバック肘がヒット!レイエスダウン!KO!
終始攻めていたプロハースカ。一方でレイエスのパンチを貰う場面もあり、実際2Rには効かされてピンチにも陥っていたが、その時点でレイエスはもう逆転の余力がなかったか。レイエスのギロチンを凌ぎ回復すると、最後はバック肘をもらったレイエスが頭からマットに落ちていく完全KO。ただ勝つだけでなくインパクトを残した。