女子フライ級。カロリーナが2.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。
ボテーリョはストロー級で2勝1敗、フライ級に上げてからは1勝1敗。フィジカルと打撃が武器で、MMA8勝中6つのKO勝利があるが、UFCでの2敗はいずれもグラウンドに持ちこまれて一方的に攻められての負け。特に前回はテイクダウンされるとリカバリー出来ない展開が続いて、グラウンドの穴を露呈してしまった。
ブラジルのカロリーナはUFC1勝1敗。ムエタイバックボーンのストライカーで、2年前に地元ブラジルでのブラジル人対決でUFCデビュー。ハイキックでダウンを奪うと、3Rには首相撲でコントロールして完勝。昨年7月の2戦目はKSW王者のアリアネ・リプスキに対し、グラウンドでカーフスライサーを仕掛けたところでカウンターの膝十字を極められ一本負けしている。デビューから3戦続けてブラジル人同士の対決に。
強い打撃を入れていくボテーリョ。右ミドル。右ボディ。右ハイ。右の蹴りを入れていく。間合いを詰めたボテーリョが左右のパンチ連打からタックル。テイクダウン。自らグラウンドに持ち込んだボテーリョ。ハーフで固める。クォーターマウント。ブリッジで返そうとしたカロリーナだがフルマウントに。腕十字へ。しかし時間がない。クラッチして耐えるカロリーナ。ホーン。
1Rボテーリョ。
2R。組んでいったボテーリョ。ケージ際でお互い打撃を入れ合う。ボテーリョが投げを狙うが、投げ返して上になったのはカロリーナ。がぶりの体勢になるが、立ったボテーリョ。またケージ膠着が続き、残り40秒で離れるが、カロリーナが打撃で出るとまた組んだボテーリョ。ホーン。
2Rは微妙。
3R。四つからボディロックして投げを狙うボテーリョ。カロリーナも首投げを狙うが、倒したのはボテーリョ。しかし倒された勢いでさらに半回転して上を取ったカロリーナ。ボテーリョはニーシールドでパスを防いでいたがカロリーナがパスしてバックを狙う。四の字バック。逃れられないボテーリョ。しかしチョークは決まらず。タイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでカロリーナ勝利。