【写真】あと2年の現役生活、その1年目でヴェウドゥムは4試合を戦うことができるのか──(C)Zuffa/UFC
6日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのPFLバブルことオーシャン・カジノリゾート内オベーション・ホールでPFL2021#03が開催される。
PFL2001年シーズンの第3弾はヘビー級とライトヘビー級のレギュラーシーズン前半戦だ。
2019年優勝のアリ・イサエフとヘイタム・モイルの1戦が流れたヘビー級では、なんといってもファブリシオ・ヴェウドゥムの参戦に注目が集まる。
昨年7月にアレキサンダー・グスタフソンを腕十字で下しながら、UFCとの契約を更新しなかったヴェウドゥムは、残り2年と公言している現役生活の少なくとも1年をPFLで過ごすこととなった。
対戦相手のヒーナン・フェレイラは2メートル8センチの長身を誇り、戦績は6勝2敗──31歳のブラジリアンだ。その長い手足をスタンド、グラウンドで生かしてKO勝ちや三角絞めで一本勝ちをしてきた。
この試合に先立ち3日(月・現地時間)に行われたバーチャル・メディアデーでフェレイラは「KO勝ち」を宣言している。
対してヴェウドゥムはあくまでもこの1戦に集中しているとしながら、PFLに来た理由を「条件が良かったこと。そしてベルトと100万ドル、どちらもモチベーションになっている。ムンジアル、ADCC、UFCに続きPFLのベルトを家に持ち帰り、遺産にしたい」と話した。
12年間生活していた米国からブラジルに戻り、この試合に備えて米国で3カ月のキャンプを張ったヴェウドゥムは「誰もが知っての通り、僕は黒帯の柔術家だ。相手が黒帯かどうかは知らないけど、100パーセント試合は寝技に持ち込む。けれどもスタンドでもグラウンドでもどちらでも戦える準備はできている」と、その言葉に説得力を持たせることができる締まったアゴのラインをしていた。
とはいえ各メディアは43歳という年齢に触れないわけがない。この件について尋ねられ、「年齢は関係ない。僕の体は今31歳、気持ちは18歳だよ」と笑顔を見せたのが如何にもヴェウドゥムらしかった。長身、リーチで優るフェレイラに対し、求められるのはタイイングと距離、そしてスピードとなろう。
■視聴方法(予定)
5月7日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook
■ PFL2021#03対戦カード
<ヘビー級/5分3R>
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マリアナ・モライス(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン(米国)
ブランドン・セイルズ(米国)
<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)
<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
ブルーノ・カッペロザ(ブラジル)
<女子ライト級/5分3R>
シンディ・ダンドワ(ベルギー)
ケイトリン・ヤング(米国)
<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ローラ・サンチェス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ジャスティン・ウィリス(米国)
<女子ライト級/5分3R>
レナ・コレスニク(ウクライナ)
テイラー・ゴールダード(米国)
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