ライト級。
パトリッキーはランキング2位。現王者はフェザー級GP決勝を控えている弟のパトリシオ。1位はブレント・プリムス。2冠王の弟に対し、パトリッキーはタイトル獲得歴なし。16年にマイケル・チャンドラーにKO負けしてからBellatorでは5連勝中だったが、19年に出場したRIZINのライト級GPでは決勝でトフィック・ムサエフに判定負けしている。今回はそれ以来の試合。KOだけでなく一本勝ちも多い弟に対し、パトリッキーはフィニッシュ勝利のほとんどがKO。
アイルランドのケアリーはマクレガーと同門で、11勝7敗の32歳。Bellatorでは地元ダブリン大会で同じようなキャリアのヨーロッパ在住選手と対戦し1勝1敗。ランキング2位と対戦する実績はない。
踏み込んで3連打を打ち込んだパトリッキー。ジャブを打ち込むケアリー。パトリッキーがカーフキック。ワンツーロー。ケアリーも飛び込んでパンチを打ち込む。カーフキックをもらいバランスを崩すケアリー。残り1分。パトリッキータックルで飛び込んだ。バックに回る。ケアリーは片膝をついた体勢でこらえると平手で頭を叩く。正対しタックルに入るパトリッキーの首を抱えたケアリーだがゴング。
1Rパトリッキー。
2R。ハイを入れたケアリーだが、打ち終わりにパトリッキーのパンチをもらってスリップダウン。立った。またカーフキックを蹴るパトリッキー。しかし顔面から出血していてちょっと気にしている。ジャブを入れるケアリー。パンチで出るケアリー。そこにワンツーを打ち込むパトリッキー。パトリッキーの飛び膝はバックステップでかわされる。間合いを詰めてくるケアリーに先にジャブを当てるパトリッキー。ケアリーアッパー。パトリッキータックル。テイクダウン。ケアリー下から肘を頭部に入れると、ホールドしてディフェンス。ゴング。
2Rパトリッキー。頭部もカットしていて流血がひどい。インターバル中に止血が終わらず流血が続いている。ドクターストップ。
優勢に試合を進めていたパトリッキーだが、テイクダウンした後の下からの肘でカットしてのTKO負け。1勝1敗のケアリーがランキング2位を破るアップセット勝利。