UFC on ESPN24:メインイベント・マリーナ・ホドリゲス vs. ミッシェレ・ウォーターソン

女子フライ級5分5R。両者ともストロー級で、ホドリゲス6位、ウォーターソン9位。

ムエタイバックボーンのストライカー・ホドリゲスはUFC3勝1敗2分け。打撃や首相撲からの膝が武器だが、テイクダウンされるとリカバリーがないのが欠点。MMA唯一の黒星を喫したカーラ・エスパルザ戦でもテイクダウンされて下から攻めたがポイントを失い判定負け。

ウォーターソンは一時3連勝していたが、ヨアンナとエスパルザに連敗。前回はホドリゲスと同じストライカーのアンジェラ・ヒルとの対戦で、テイクダウンしグラウンドの展開では優勢だったがスタンドでは劣勢で、メディアのジャッジが半々に割れる接戦で判定勝ち。

左を打ち込んだウォーターソン。だがホドリゲスの打ち返したパンチを貰う。ホドリゲスミドル。リーチ差がありウォーターソンのパンチの間合いの外から打ち込む。ウォーターソンもサイドキックを入れる。右をヒットさせていくホドリゲス。スーパーマンパンチ。右ミドル。ウォーターソンタックルに入るが距離が遠く切られた。ケージまで詰めていくホドリゲス。ウォーターソンの関節蹴りでバランスを崩したホドリゲスだがまたじわじわ出る。組んで首相撲から膝。放してパンチのコンボ。また膝。ホーン。

1Rホドリゲス。スタンドでは完全にペースを握っている。

2R。蹴りの打ち合い。右を入れたホドリゲス。飛び込んでパンチを入れる。ケージを背負わせてパンチで攻める。ウォーターソンのタックルは切った。ケージを背負う展開が続くウォーターソン。押し込んで首相撲から膝を入れるホドリゲス。離れた。ホドリゲスの右がヒット。右ミドルから間合いを詰めてパンチを入れるとホドリゲスまた首相撲から膝。間合いを詰めたホドリゲスにシングルレッグ。しかし切られた。ホドリゲス間合いを詰めると左右の強烈なパンチ連打。肘!ホーン。

2Rホドリゲス。ウォーターソンジリ貧。

3R。ホドリゲスの右ハイをもらいちょっと効いたウォーターソン。しかしホドリゲスが出てきたところで組み付くとダブルアンダーフック。本日一番いい組みの体勢になるが、倒せず。離れたホドリゲス。ボディをもらったウォーターソン。ケージを背負ったところでホドリゲスがガードの上から強烈なラッシュ。凌いだウォーターソン。ホドリゲスが蹴りでスリップしたがすぐ立つ。またケージ際まで追い詰められるウォーターソン。ホドリゲスの右のダブルがヒット。テンカオからパンチのラッシュ。ガードの上から強引に打ち込む。3連打がヒット。残り1分。また3連打。ガードしているウォーターソンだが首相撲に捕らえたホドリゲスが膝。さらに肘。また首相撲から膝・さらにパンチ。ホーン。

3Rホドリゲス。

4R。ホドリゲス右ミドル。ワンツー。また詰めて首相撲。引き剥がしたウォーターソン。ホドリゲスややギアを落としている。ウォーターソン組み付いて足をかけ倒した!押さえ込むウォーターソン。ケージ際でガードを取るホドリゲス。ハーフに。パウンドを入れていくウォーターソン。鉄槌。ホドリゲス、疲れもあるのか下から動けない。ホーン。

4Rウォーターソン。しかしもう判定ではホドリゲスの負けはないのでウォーターソンはフィニッシュが必要。

5R。距離を取ってジャブを入れるホドリゲス。ウォーターソンのサイドキックがボディに入りちょっと効いた?しかしまたワンツーを入れるホドリゲス。タックルで飛び込むウォーターソンだが距離がありかわされる。ケージを背負った。ホドリゲスパンチを入れていく。またタックル。切るホドリゲス。安全圏からパンチを入れていくホドリゲス。残り30秒でラッシュしていくホドリゲス。距離を取るウォーターソンを追いかけてパンチ。タイムアップ。

48-47、49-46×2の3-0でホドリゲス勝利。

勝ったホドリゲスだが、初の5Rになった終盤に若干失速。テイクダウンされると下で固められるままの相変わらずの展開。まあ前半は確実に取っているので、下手に動いて一本を取られるよりラウンドを捨ててディフェンスに徹したのかもしれないが、今後上位で勝負するには埋めておかなければいけない穴。

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