ウェルター級。セラーニはライト級の15位。
ファーガソン、ゲイジー、マクレガー、ペティスに4連敗していたセラーニ。崖っぷちだった前戦はノーランカーのニコ・プライスと対戦し、ドローだったが、プライスにアイポーク減点があったので、内容では負けていた(のちにプライスのマリファナ陽性によりノーコンテストに変更)。首の皮一枚生き残っている。37歳で、かつての激闘王もダメージの蓄積が顕著になっている。
当初はディエゴ・サンチェスとのレジェンドマッチの予定だったが、直前になって、サンチェスが突然リリースされ、代役としてモロノが緊急出場。モロノはUFC戦績は7勝4敗1分け。前戦はペティスと対戦し、互角の展開だったが3Rにバックスピンハイキックを効かされたのが効いて判定負け。まだランカー相手の勝利はない。テコンドー・柔術がバックボーン。
いきなり飛び込んでパンチを打ち込むモロノだが、セラーニ組んだ。モロノケージに押し込むとシkん距離からアッパー。離れた。アグレッシブに打撃を打ち込んでいくモロノ。右。セラーニは落ち着いてディフェンス。右をヒットさせたモロノ。セラーニが四つに組んでいくが、モロノ崩してテイクダウン。が、グラウンドには行かず立たせる。また組んだセラーニ。四つになるが離れるモロノ。また右をもらったセラーニ。セラーニ左ミドル。モロノの右が見えてないセラーニ。もらって一瞬ぐらついた。右フックがまたヒット。残り1分。モロノまた右フック。効いた!モロノラッシュ。ガードを固めたところに首相撲から膝。放してまたパンチを入れる。打たれ放題のセラーニを見てレフェリースタンディングで試合を止めた。
モロノは緊急参戦だったが、欠場選手が出る前からいざとなったら出るとスタンバイしていたとのことで、モチベーションが高かった。
モロノの打撃が見えていなかったセラーニ。撃ち合いになると先に効かされてしまう。ファイトスタイル的には致命的。