ミドル級。ブラジル人対決。
トゥルマンはまだ24歳だが、18歳でプロデビューし20戦のキャリアがあるベテラン。柔術黒帯。UFCデビュー戦はカール・ロバーソン相手にバックを取り続け、チョークを仕掛けるなど優勢ながら、不可解な判定負け。2戦目はマルクス・ペレス相手にスタンドでバックキープし、手数はすくなかったものの判定勝ち。昨年10月に試合が組まれていたものの、新型コロナウイルスに感染し、後遺症のために欠場。今年2月には肺炎となりまた欠場し、約10ヶ月ぶりの試合。
ブルーノ・シウバは2014年、TUFブラジル3に出場したがトーナメント初戦でKO負けしUFCと契約ならず。その後、ロシアのM-1でミドル級王者となり、19年にUFCと契約したが、USADAのドラッグテストに引っかかり、デビュー前に出場停止に。今回ようやく処分が明けてUFCデビューとなる。31歳でMMA19勝6敗。
いきなりタックルに入ったトゥルマン。ケージ際でバックを取ると、ケージを蹴って離れて投げテイクダウン。バックに乗るが、落とされ逆にバックを取られる。トゥルマンバックを取られた体勢からキムラを仕掛ける。キムラから大外刈り。倒されたがすぐ立つシウバ。立ち際にトゥルマンがスタンドでバックに付いた。また投げるがすぐ立つシウバ。また投げる。背中に乗ったトゥルマン。そのままチョークを狙う。前に落とそうとするシウバ。落ちた。トゥルマンガード。シウバインサイドからパウンド。ヒットしている。またパウンド。右腕で足をすくって返そうとするトゥルマンだが、パウンドをもらい効いた!意識が飛んでKO!
シウバ、2年越しのUFCデビュー戦で1RKO勝ち。トゥルマンはインサイドからのパンチで意識を飛ばされKO負け。ガードで不用意にパンチを貰いすぎた。