ヘビー級。
パリジャンはTUF28に出場していたが、トーナメント初戦でKO負け。UFCと契約できず、ローカルで戦績を積んでいたが、昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利し、11月にUFCデビュー。動きがスローな上にすぐスタミナ切れして、UFC0勝1敗のパーカー・ポーターに判定負け。
現DEEPメガトン王者でRIZINにも6回出場(4勝2敗)しているマルティネスだが、昨年UFCと契約すると、簡単にテイクダウンを奪われる展開で2連敗中。
パンチから出てすぐに組んで押し込むマルティネス。押し込みながらパンチを打ち込んでいく。離れた。ジャブを入れるパリジャンだが、マルディネスすぐにプレスしてまた押し込んだ。密着した状態でパンチを打ち込むマルティネス。アッパー、肘を入れるマルティネス。離れ際にパンチを入れてまた組み付く。アッパー。離れたところにパリジャンのワンツーが入ったが、マルティネスまた押し込んだ。離れたパリジャン。マルティネスのパンチが顔面にヒット。今度はパリジャンが押し込み。首相撲から膝を入れるが肘を返して離れたマルティネス。前に出てアッパー。また離れるが、パリジャン早くも消耗しているか?左ミドル。マルティネスどんどんプレスしていく。パンチを打ち込みまた押し込むとダブルアンダーフック。膝をボディに入れるパリジャン。マウスピースを吐き出していたパリジャン。疲れているか。しかし前に出ていく。マルティネスは距離を取るが、残りわずかでパリジャンが前に出てパンチを打ち込む。ホーン。
1Rマルティネス。マルティネスのパンチを貰って顔が腫れているパリジャン。
2R。このラウンドも前に出て詰めるマルティネス。組んで押し込んだが、入れ替えたパリジャン。四つから足をかけて倒そうとするがこらえるマルティネス。押し込んでボディに膝。またテイクダウン狙い。若干ケージつかみ気味で防いだマルティネス。押し込まれた体勢からパンチを入れていくマルティネス。しかしパリジャンの膝がローブローになりブレイク。すぐに前に出て押し込むマルティネス。両者バテ気味。離れた。疲れがあるが手を出していくパリジャン。リーチに劣るマルティネスはまた距離を詰めるが、パリジャン入れ替えて逆に押し込むとパンチ・膝。残り1分。パリジャンシングルレッグ。こらえたマルティネス。スタンドでギロチン。そのまま倒れて絞めるが、パリジャン前転して外すと立った。ホーン。
2Rパリジャン。両者疲れがあるが、どちらに余力があるか。
3R。両者疲れているが手が出る。間合いを詰めるマルティネスにステップして距離を取りジャブを入れるパリジャン。マルティネス、1Rのようにすぐ押し込むことが出来ない。パリジャンが足を使って詰めさせない。しかしパンチで飛び込んだマルティネス。押し込むがパリジャン首相撲で入れ換えた。逆に押し込んだパリジャンがテイクダウンを狙うがこらえた。マルティネスまた入れ換えるが、パリジャンが四つからテイクダウンを狙いまた押し込む。押し込まれながらもパンチを入れるマルティネス。パリジャンシングルレッグからダブルレッグに行くが、こらえたマルティネス。離れたパリジャン。マルティネス出ていくが、距離を取りパンチを入れる。しかしパリジャンの前蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。押し込んだマルティネス。パリジャン首相撲から膝を入れて入れ換え逆に押し込み。倒せず離れたパリジャンだが、距離を詰めてくるマルティネスにパンチを入れる。タイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでパリジャン勝利。
今回は距離を詰めてのパンチから押し込みで優勢な場面は作ったマルティネスだが、2R以降は逆に入れ換えられ押し込まれるようになり、前に詰めてもステップされパンチを貰う展開で敗れた。これで3連敗。
メディアのジャッジでは有効打で上回ったマルティネス支持が多いが、4度目のチャンスは与えられるか。