UFC264:第4試合・トレヴィン・ジャイルス vs. ドリカス・デュ・プレシ

ミドル級。

UFCデビューから2連勝したジャイルスだが、その後警察学校の試験を受けるため1年半休業すると、休業明けは2試合続けてギロチンで一本負け。しかしそこからまた3連勝。3月にデュ・プレシ戦が組まれていたが、デュ・プレシが欠場となり、代役のロマン・ドリーゼに打撃で上回り、足関をしのいで判定勝ち。

南アフリカのデュ・プレシはKSWウェルター級王者で、昨年10月にホドウフォ・ヴィエイラの代役でUFCデビューすると、UFC2勝3敗のマルクス・ペレスに1RKO勝ち。15勝すべてがフィニッシュ(ついでに2敗もフィニッシュされての負け)で、KO勝ちよりも一本勝ちの方が多く、一本はほとんどがチョークかギロチンでの勝利。2戦目でいきなり5勝2敗のジャイルス相手というのは期待の現れか。

ガードを下げて構えるジャイルス。デュ・プレシは飛び込んでジャンピングキックを放つ。パンチを放つデュ・プレシだがステップしてかわすジャイルス。間合いを詰めるジャイルス。デュ・プレシが飛び込んでくるところに左フックを合わせる。間合いが詰まったところでデュ・プレシタックルへ。シングルレッグに切り替えたがこらえたジャイルス。しかしギロチンに抱えたところでダブルレッグで倒される。デュ・プレシマウント。すぐ亀になるジャイルスに足をキャッチしてのスロエフストレッチ狙い。が、股下を抜けてバックに回ったジャイルス。デュ・プレシ立つとキムラに捕らえて後方に投げる。そのまま後方回転して上に。またすぐマウント。ジャイルスまた股下から抜けようとする。デュ・プレシが逆にギロチンに捕らえると下になって外した。ホーン。

1Rデュ・プレシ。

2R。飛び膝を放ったジャイルス。デュ・プレシタックルを合わせたがジャイルス切った。カーフキックを入れるデュ・プレシ。ジャイルスプレスして肘を入れるが、デュ・プレシのブロックすると打ち終わりに右を打ち込みヒット!仰向けにダウンしたジャイルスにパウンド!KO!

デュ・プレシ、2試合連続のKO勝ち。

打撃の展開では劣勢になる場面もあったがグラウンドでは攻勢。そして最後はパンチでKO勝ち。次はランカーと当ててもいい。

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