UFC265:第6試合・アロンゾ・メニフィールド vs. エド・ハーマン

ライトヘビー級。

アメフトからの転向組であるメニフィールド。高い身体能力を活かし、キャリア全勝全フィニッシュでコンテンダーシリーズまで勝ち上がり、UFCでも2連勝していたが、デビン・クラークとオヴァンス・サン・プレーに連敗。前戦は負傷選手の代役としてのUFCデビューとなったファビオ・シェラントとの対戦で、タックル→テイクダウン→ギロチンを放さないシェラントにヴォンフルーチョークを決めて完勝。連敗をストップした。地元テキサス在住。

UFCのナンバリングが2桁の頃から参戦しているでぇベテランのハーマン。UFC参戦前にはパンクラス三崎和雄とも対戦している(肩固めで一本負け)。これが40歳になってからの初戦。勝ったり負けたりを繰り返した後、長く戦ってきたミドル級からライトヘビー級に階級を上げると3連敗した後にUFCで8年ぶり3度目となる3連勝。が、前回はボディに膝を貰いダウンを喫したところでローブローを主張。リプレイで見ても全くローブローではなかったが、要求が認められインターバルが取られると、次のラウンドにブラウン肘→キムラで逆転勝ち。負けたロドリゲスが提訴したものの却下されている(しかし試合後、ダナ・ホワイトは負けたロドリゲスにも勝利ボーナスを支払っている)。

右を打ち込んでいくメニフィールド。ローキック。間合いを詰めていくハーマン。メニフィールドは大振りのオーバーハンドライトを空振る。左ボディ。ハーマンが詰めるが距離を取るメニフィールド。様子見している。ひたすら大振りの右を振り回すがほぼ空振り。ジャブを入れたメニフィールド。カーフキック。ちょっと蹴られた左足を気にするハーマン。出てきたところにジャブをもらったが、効いてないとアピール。カーフキックを今度はカットした。ホーン。

1Rメニフィールド。

2R。圧を強めてジャブを出すハーマンだが、間合いに入るとメニフィールドのパンチを貰う。メニフィールドのワンツーがヒット。メニフィールドが蹴りを空振ってスリップダウン。チョークを狙ったハーマンだが立たれた。メニフィールドのパンチがヒット。ケージを背負ったハーマンにパンチを入れるとスタンドで鉄槌連打。離れた。ハーマン出ていくが左フックをもらう。ハーマンひたすら出るが、出たところに打撃をもらう展開が続いている。カーフキックももらう。出られなくなったハーマン。終了間際にカーフキックを蹴られてスリップダウン。ホーン。

足を引きずってコーナーに戻るハーマン。2Rもメニフィールド。

左のふくらはぎが腫れているハーマン。もうまっすぐ立てないほど効いているがドクターはチェックした結果続行を指示。メニフィールドすぐに間合いを詰めてテイクダウンすると鉄槌連打。足が効かないハーマンからパス。が、メニフィールド自ら立ってスタンドに戻す。棒立ちのハーマン。メニフィールドがパンチを入れていく。ハーマン出られない。パンチを出しても踏み込みができないので距離が遠く見切られている。メニフィールドは無理に仕留めには行かず。パンチを打ち込んだところにカウンターを狙うハーマン。残り1分。メニフィールドワンツー。右オーバーハンドは空振り。出てきたところに逆転を狙ってパンチを出すハーマン。メニフィールドは距離を取ってのジャブに切り替え。タイムアップ。

三者フルマークでメニフィールド勝利。

この試合もカーフキックで勝負が決まった。最後まで冷静に勝ちを狙っていったが、さすがにあれだけ圧倒したなら3Rは仕留めに行った方が良かったのでは。

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