UFC269:メインイベント・チャールズ・オリヴェイラ vs. ダスティン・ポイエー

ライト級タイトルマッチ5分5R。挑戦者ポイエーは1位。

5月にタイトルを獲得した王者オリヴェイラの初防衛戦。グラップラーだったが最近は打撃もハイレベルになっており、KO勝ちも増えている。UFCデビューは2010年で、初めてのKO勝ちは2019年と遅かったが、そこからの5試合のうち、KO勝ちが3試合、一本勝ちが1試合、判定勝ちが1試合となっている。かつての負けパターンは組みから引き込んで極めを狙うが凌がれ、失速してパウンドでのKO負け。最後に敗れたポール・フェルダー戦がまさにそういう試合だった。現在は打撃が向上したこともあって、安易な引き込みは見せなくなっている。

2010年、WECからUFCに契約統合で移籍したポイエー。フェザー級で8勝3敗の戦績を残すと、ライト級に上げて12勝2敗1NC。ここまでの戦績で正規王者になっていないのも珍しい。2019年にマックス・ホロウェイとの暫定王座決定戦で勝利し暫定王座は獲得したが、ヌルマゴメドフとの王座統一戦では完敗している。打撃・組みともにハイレベルなオールラウンダー。オッズでは挑戦者のポイエーがフェイバリットとなっている。

いきなり間合いを詰めて肘を入れたオリヴェイラ。しかしポイエー押し返して右を入れるとバランスを崩したオリヴェイラ。立て直すオリヴェイラ。またすぐ詰めていく。首相撲。しかし首の力だけでオリヴェイラを浮かせて引き剥がす。オリヴェイラ出ていく。ポイエーパンチをレルがオリヴェイラタックル。ケージでこらえるポイエー。オリヴェイラボディロックからローリングしてグラウンドに持ち込もうとするが立たれる。離れた。パンチで出るポイエー。ヒットしているがオリヴェイラ下がらない。アッパー。出ていくオリヴェイラだがポイエーのパンチを貰いダウン!ガードに入るポイエーだが立たせた。スタンドへ。左を入れるポイエー。また出ていく。ケージに詰めてパンチを入れるがオリヴェイラも肘を返す。出ていくポイエー。ワンツー!下がるオリヴェイラだが飛び膝。また出ていくオリヴェイラ。右ストレートから前蹴り。ホーン。

1Rポイエー。

2R。すぐ出るオリヴェイラ。ケージに詰めてタックルへ。受け止めたポイエーだがオリヴェイラクラッチしてテイクダウン狙い。こらえたポイエー。投げを狙うがオリヴェイラバックに。背中に乗ろうとしたが下に落ちるオリヴェイラ。下から三角。すぐに外したポイエーだがオモプラッタへ。腕を抜こうとするポイエーだが抜けない。前転してスクランブルで脱出しようとしたが下に。ポイエーのガード。クローズドガード。オリヴェイラインサイドから肘。鉄槌。ポイエーは専守防衛の構えだがまだ2分もある。インサイドから肘を入れ続けるオリヴェイラ。動けないポイエー。下からホールディングして凌ぐ。残りわずかで立ってパウンドを入れたオリヴェイラ。ホーン。

2Rオリヴェイラ

3R。オリヴェイラタックル。組むとすぐに脇をくぐってバックへ。背中に乗った。チョーク!ハーフバックからフルバックにしてがっちりチョーク。ポイエータップ!

またダウンしたところから復活しての一本勝ち。

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