ウェルター級。マイア5位、バーンズ12位。
ベテランのマイアはウェルター級で最年長の42歳。UFC32戦目は、ドナルド・セラーニとジム・ミラーの34戦に続いてUFC3位の記録。勝てばセラーニの持つUFC最多勝記録(23勝)に並ぶ。一本勝ち11回はメインのオリヴェイラの持つ13回に続いてUFC史上2位。タイトル戦含め、3試合連続でテイクダウンを一度も奪えず3連敗していたが、その後3連勝中。ベン・アスクレン戦では、UFCで初めてテイクダウンを奪えなかった試合での勝利をあげている(アスクレンがマイア以上に打撃ができなかったおかげだが)。年内での引退は「90%」と語っており、この試合で勝ちタイトル挑戦のチャンスを掴むことができれば現役続行もありえるとのこと。
バーンズは緊急の代役で階級を上げ、岡見も破った無敗のクンチェンコと対戦し勝利。よほどこの階級での試合が気に入ったのか、準備期間がある前回もウェルター級で元ランカーのグンナー・ネルソンと対戦し判定ながら連勝。柔術世界王者の寝技に加え、倒せる重いパンチも持っている。
マイア間合いを詰めてパンチを入れるとタックルに。バーンズ足関で潜ると立ったが、マイアがボディロックから膝をつかせバックを狙う。そのままハーフバック。足のフックを外したバーンズにマウントを狙うが、バーンズ股下から抜けて立った。スタンドでマイアのステップジャブの打ち終わりに放ったバーンズの左がアゴにヒットしマイアダウン!両手を上げてアピールしたバーンズ、マイアの足をサバいてハーフから鉄槌ラッシュ。レフェリー止めた。
バーンズはこれで上位ランク入りか。ウェルター級トップブラジリアンの世代交代。バーンズはコルビー・コビントンに対戦アピール。