ライト級。
ライト級最年長41歳のトリナウド。一時7連勝していたが、ファイトスタイルが地味なためなかなかチャンスが与えられず、その後は3勝3敗。最近の負けた相手はケビン・リー、ジェームス・ビック、アレクサンダー・ヘルナンデス。キックがバックボーンで、柔術は同じUFCファイターのセルジオ・モラエスに師事し現在茶帯。
UFC10年目とトリナウド以上のベテランであるマクデッシだが、試合数はトリナウドの20戦に対し、マクデッシは16戦。ここ3年は年1試合と試合ペースが落ちているが、前座戦線とはいえ3連勝中。ランキングも間近に。
スタンドで出ていくトリナウド。マクデッシは下がりながらジャブを出す。トリナウドのワンツーがヒット。ミドル。下がって距離を取るマクデッシ。追いかけてバックブローを放つトリナウドだが空振り。なおも出てパンチを打ち込むとヒット。さらに左。トリナウド飛び膝。ホーン。
1R、ヒット数だけならマクデッシ。印象的な打撃はトリナウドだが。
2Rも出るトリナウド、下がるマクデッシの図式。ミドルを入れたトリナウド。下がりながらローを入れるマクデッシにパンチを打ち込むトリナウド。トリナウドの左ハイがヒット。マクデッシはローやミドルを入れる。トリナウドのパンチ3連打。マクデッシにが出てきたところにアッパーを合わせる。ホーン。
2Rもほぼ同じ展開だが、このラウンドはそこまで手数に差がない。
3R。トリナウドが圧を強める。飛び込んでパンチの連打。マクデッシはローの手数を増やす。間合いを詰めて飛び膝を放ったトリナウドだが空振り。距離を取り続けるマクデッシ。トリナウド左ハイ。トリナウドはセンチャイキックからタックルに。受け止めたマクデッシに肘。タイムアップ。勝利をアピールするマクデッシ。
30-27×2、29-28の3-0でトリナウド勝利。
マクデッシは特に表情を変えていないが、負けているのは覚悟の上だったのか?だったら3Rは展開を変えて逆転KOを狙うべきだと思ったが。