UFC on ESPN+28:第7試合・ジュシー・フォルミーガ vs. ブランドン・モレノ

フライ級。フォルミーガ3位、モレノ5位。

フライ級は前王者セフードがタイトル返上。先月行われた王座決定戦では、体重オーバーしたフィゲイレードが勝利しても王者になれない条件で試合をし、2RでフィゲイレードがKO勝ちしている。今後は両者の再戦が濃厚とされており、3位のフォルミーガは勝っても即タイトル戦にはならない模様。フォルミーガは上位ランカーで唯一タイトル挑戦経験がなく、フィゲイレードにも寝技に持ち込んで判定勝ちしているが、前戦ではベナビデスにKO負けしている。

モレノはUFC3連勝後、2連敗するとフライ級廃止の方針に伴いリリースされたが、ローカルで1戦したのみでフライ級続行を決めたUFCと再契約。初戦はACA王者のアスカル・アスカロフと引き分け、2戦目にカイ・カラフランスに判定勝ちしただけだが、層が薄いためあっという間にランキング5位。一本勝ちが多いフィニッシャー。

パンチで出たモレノにフォルミーガ飛びつきギロチン。しかし外れてガードに。立ち上がりパウンドを入れるモレノ。フォルミーガは腕十字からオモプラッタを狙うが、モレノ外してまた上に。足でスペースを作ると、すかさずタックルに入り脇をくぐってバックに回るフォルミーガ。反転したモレノだがフォルミーガが上を取りハーフに。しかしハーフで固めるだけのフォルミーガを見て、レフェリーブレイク。やや早いタイミング。モレノがタックルから倒したが、押さえ込まず放してパンチを入れる。ホーン。

1Rモレノ

2R。四つに組んだフォルミーガだがモレノ引き剥がし離れる。フォルミーガのバックブローに合わせて組み付きバックを取ったフォルミーガ。放してパンチを入れたモレノ。フォルミーガが伸ばした手の指がアイポークとなりタイムストップ。再開。パンチで出るモレノ。フォルミーガがシングルレッグ。テイクダウン。パスを狙うとバックに付いた。立ち上がるモレノの背中に乗るが、モレノ回転してフォルミーガをマットに叩きつけると上を取る。フォルミーガが立ち上がるところに蹴りを入れたモレノだが、フォルミーガがスタンドでバックを取った。片手の指だけをマットに付いているモレノ。フォルミーガはそこから倒そうとするが、倒せないままホーン。

2Rモレノ。フォルミーガ、ポジションは取っていても、押さえているだけで攻撃がない。

3R。パンチを打ち込むモレノ。フォルミーガ、間合いに入れない。ジャブを入れるモレノ。タックルに来たフォルミーガにパンチを入れる。クアmせてもらえないフォルミーガ。タックルからスタンドでバックに回ったフォルミーガだが、モレノはすぐに前転してスクランブルから立つ。フォルミーガタックルがぶったモレノ。フォルミーガがバックに回る。前転してスクランブルを狙ったモレノだが、フォルミーガがついていってバックに。上になりマウント。しかし押さえ込んだままパンチを入れるのみでタイムアップ。

フォルミーガ自身は勝っている計算か?

30-27、29-28×2の3-0でモレノ勝利。

フォルミーガ、ポジションを取っても3Rとも打撃のヒット数が一桁では勝てない。勝った漏れのがタイトル挑戦に一歩近づいた。