UFC on ESPN+79:第3試合・アリアネ・リプスキ vs. J.J.アルドリッチ

女子フライ級。

ブラジルのリプスキはUFC3勝5敗の29歳。バックボーンはムエタイ。KSW女子フライ級王者。グラウンドには難あり。前回は試合直前に減量中に体調不良となり、翌週バンタム級戦として組まれた試合だったが、ゾンビガールことプリシラ・カショエイラのパンチラッシュでダウンし、パウンドアウトされKO負け。現在、直近の負けた試合は3試合連続でパウンドでKO負けしている。

アルドリッチストロー級で3勝1敗、フライに上げてからは4勝3敗で勝ち越している。3連勝でもうすぐランクインというポジションだったが、前戦では現在ランキング4位のエリン・ブランチフィールドとお互いノーランカー同士で対戦し、ギロチンで一本負けした。テコンドーがバックボーンのストライカーだが、UFCでの7勝はすべて判定勝ち。

打撃で牽制する両者。しばらく牽制の打撃戦が続いていたが、アルドリッチからタックルへ。四つに組むが、リプスキが膝を入れ離れる。アルドリッチまたタックル。今度はボディロック。ケージに詰めてテイクダウンを狙うが、差し替えして押し返し、引き剥がすリプスキ。リプスキ今度は首相撲。ボディに膝。離れた。残り40秒でまたタックルに入るアルドリッチだが、また受け止められて膝をもらうアルドリッチ。リプスkのパンチがヒットしアルドリッチ後退。追いかけてワンツーをヒット。ホーン。

1Rリプスキ。

2R。パンチで出ていくリプスキ。強烈な連打を入れる。リズムが良くなってきた。ミドル。距離を詰めたところでパンチのコンボ。アルドリッチタックル。が、また止められた。離れる。またタックルを止められ、首相撲から膝をもらう展開のアルドリッチ。リプスキが打撃を入れる展開でホーン。

2Rリプスキ。フィニッシュがないアルドリッチにとっては致命的な展開。

3R。距離を取りタックルを警戒しつつ打撃を入れていくリプスキ。アルドリッチのタックルはもう読まれていて簡単に切られる。ジリ貧のアルドリッチ。パンチの連打を打ち込むリプスキ。アルドリッチタックル。今度はタイミングがいい。こらえるリプスキからスタンドバックに回ったが、ケージ際で正対したリプスキ。なおもボディロックからテイクダウン狙い。が、四つから逆にリプスキが足をかけて膝をつかせる。アルドリッチ立ったがリプスキなおもテイクダウンねらい。こらえて離れたが残り1分を切っている。リプスキが打撃をヒットし、最後に組みに来たアルドリッチを払腰で投げる。タイムアップ。

判定三者フルマークでリプスキ勝利。

序盤から打撃を避けて組みに行っていたアルドリッチだが、タックルはすべて対応され、全局面で劣勢のまま敗戦。

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