地元テキサスのピネダ。UFCリリース後、2019年のPFL決勝まで勝ち進んだが、ドラッグテスト陽性により決勝は出場停止。20年にUFCと再契約すると、バーンズにクルスフィックスからのひじ連打で2RKO勝ち。2戦目は元トップランカーのカブ・スワンソンに2Rダウンを奪われ、パウンドでTKO負け。前戦はUFC9勝7敗のアンドレ・フィリにパンチ・左ミドルを効かされて劣勢だったが、2Rにもらったアイポークで続行不能になりノーコンテスト。27勝のうち、9つがKOで一本勝ちは18回。判定で勝ったことは一回もないというフィニッシャー。37歳。
2020年にコンテンダーシリーズで2勝してUFCと契約したラッツ。UFCデビュー戦は3連敗中のケビン・アギラーから打撃とテイクダウンを織り交ぜて攻め判定勝ちしたが、2戦目はパット・サバティーニにテイクダウンを奪われバックコントロールされ続ける展開で判定負け。その後、昨年3月に組まれた試合が相手の負傷欠場で流れると、背中の負傷により長期欠場。1年4ヶ月ぶりの試合となる。28歳。
カーフを蹴るラッツ。ピネダもカーフキック。組み付いてダブルアンダーフックから外掛けテイクダウン。すぐに立つラッツ。離れた。ピネダまたカーフ。パンチを打ち込むラッツ。連打を入れる。ピネダのバックスピンキックの打ち終わりにワンツー。ピネダタックルで飛び込んだ。ダブルレッグでドライブしてケージまで押し込むが、ラッツ入れ替えてボディに膝。肘を入れて離れた。なおもカーフを蹴るピネダ。パンチが交錯し、右がヒットしてラッツダウン!すぐ立ったが、ピネダ出ていく。アッパー。ラッツパンチを返す。タックルに入ったラッツだが、ピネダが受け止める。離れた。またカーフ。バックスピンキック。右のダブルがヒット。ホーン。
1Rピネダ。
2R。すぐにパンチで出たラッツ。右がヒット。ピネダもパンチで打ち合う。左ミドルを入れたラッツ。足を止めての打ち合いからラッツタックル。ケージに押し込む。ダブルレッグから外掛けで倒そうとしたが、こらえたピネダがギロチンにかかえて膝。片膝を着いたラッツ。ピネダギロチン。引き込んで絞めると、ラッツ背中を向いて外した。ピネダバックマウントからマウントに移行するが、ガードに戻したラッツ。体を起こして座った体勢になったラッツにピネダまたギロチン。引き込んで絞めるとラッツタップ!
ピネダ、28勝目もフィニッシュ勝利を継続。