女子フェザー級リーグ戦。
ブラジルのマルチンスはまだ20歳。今年2月、キャリア2戦でPFLチャレンジャーシリーズに出場し1Rチョークで一本勝ち(ただし体重超過あり)すると、翌月も試合が組まれて判定勝ちし、本戦出場を決めた。ATT所属。
ポーランドのソベクもまだ23歳で戦績は同じく4勝0敗。ヨーロッパのローカルイベントでキャリアを詰んでいるが、相手のレベルも同じくらいで、実力は未知数。4勝のうち、一本勝ちが3回。
打撃戦からテイクダウンしたソベク。ハーフからサイドへ。ハーフに戻すマルチンス。フルガードに戻すとギロチンを仕掛ける。強引に見えたが意外と深く入ってる?しかし外れた。密着したままのソベク。マルチンスは下から抜け出す動きはなく、仕掛けを狙っているが、密着され攻められない。密着したままパウンドを入れるソベク。ゴング。
1Rソベク。
3R。ソベクがパンチで出て組み付くが、両脇を差したマルチンスが入れ替える。シングルレッグを狙うが、差し返して防ぐソベク。マルチンス脇を抜けてスタンドバックを狙ったが、ソベク離れた。パンチで出るソベク。しかしマルチンスまた組んでケージ押し込み。またダブルアンダーフック。テイクダウン。残り1分半。インサイドからパウンド。しかしソベク草刈りで倒した。マルチンスストレートフットロック。決まらず放して上になる。下から蹴って距離を作り立ったソベクだが残り20秒。逆転を狙って出るが自ら組み付いてしまう。入れ替えたマルチンス。タイムアップ。
2R。すぐ組んでいったソベクがケージに押し込むが、マルチンス離れた。組んで今度はマルチンスがテイクダウン狙い。しかし受け止めてケージに押し込むソベク。マルチンス押し込まれた状態からボディロックすると後方に倒しテイクダウン成功。しかしソベクが下から蹴って距離を作るとマルチンス立った。ソベクも立ち上がりスタンドへ。パンチを打ち込み出たマルチンス。ケージに押し込みボディロックからテイクダウン狙い。ケージでこらえるソベク。倒せないままゴング。
2Rマルチンス。
判定29-28×3でマルチンス勝利。
しかし両者ともにキャリア不足を露呈する内容だった。