UFC on ESPN49:第6試合・ビクトリア・ドゥダコバ vs. イステラ・ヌネス

女子ストロー級

ロシアのドゥダコバは昨年8月、木下憂朔が出場したのと同日のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。11ヶ月後にようやくUFCデビュー戦を迎える。コンテンダーシリーズでは判定勝ちだったが、それまでは1KO・4一本勝ちで全フィニッシュ。レスリング・柔術・キックがバックボーンで、キックではロシア王者になっている。コンテンダーシリーズでは柔道スローでテイクダウンを奪い攻めたが、2R終盤に膝を負傷。ドクターは続行を指示したものの、明らかに膝を痛めたままの状態から、テイクダウンを奪い固めきって判定勝ちした。24歳。

ブラジルのヌネスはここまでUFC0勝3敗。ONEではアンジェラ・リーのタイトルにも挑戦していたが、ムエタイベースのストライカーだが、UFCではグラウンドでの穴を付かれて勝てない。前回は1Rにテイクダウンされてもすぐリカバリーしたものの、2Rにパンチでダウンすると、パウンドを打ち込まれレフェリーストップ負け。後がない。30歳。

パンチからドゥダコバが低空タックル。アンクルピックで倒したが、倒された際に手をついたヌネスが肘を脱臼。TKO。

無敗でのUFCデビュー戦で勝利したドゥダコバだが、実力を見せる前に終わってしまった。

ヌネスは4連敗。リリースの可能性が高い。

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