ライト級。
ペーニャはライト級に上げてからここまで2勝1敗。ただし、勝った相手は5年間のブランクのあったマット・ワイマンと、試合6日前にUFCデビューが決まった2階級下のスティーブ・ガルシアで、前回のガルシア戦も勝って当然の相手に判定まで持ち込まれてしまった。191cmの長身グラップラー。
ワーシーは昨年8月に試合6日前の代役としてUFCデビュー。ローカルでも突出した戦績を残しておらず、当時32歳と若くないため、代役でもなければUFCと契約はできなかったはずだが、UFC2連続KO勝利中だったデボンテ・スミスにパンチでダウンを奪ってのパウンドラッシュでビッグアップセット勝利。今回もまた、オッズでは大差のアンダードッグだが。
リーチ差を活かしてジャブ、ローを入れていくペーニャに、ワーシーが飛び込んでのパンチやミドルを入れる。。ワーシーがパンチで飛び込むとペーニャがタックルを合わせるが、切ったワーシー。引き込もうとしたペーニャだが、ワーシーは立ち上がり付き合わない。ワーシーが打撃で先手を取っていく。ペーニャ手が出ない。逆に手数を出すワーシー。飛び込んで連打をヒット。ホーン。
1Rワーシー。
2R。打撃を入れていくワーシーだが、ペーニャがダブルレッグでテイクダウン成功。倒した瞬間にサイドについている。マウント！肩固め。セットしたが外した。パウンドを打ち込みワーシーが亀になるとバックマウントへ。ローリングするワーシーだがペーニャバックについていく。パウンドを入れつつチョーク狙い。バックから頭部に肘。脱出できないワーシー。反転してようやく正対。ペーニャのガードに。ペーニャオモプラッタ。腕を抜いて立ったワーシーだが、その瞬間にタックルに入り倒したペーニャ。ヴォンフルーチョーク。外れたがすぐまたマウント。バックマウントに移行しチョークに入ったがワーシー反転して外した。ホーン。
2Rペーニャ。さすがに寝技になれば強い。
3R。タックルを切ったワーシーがパンチを入れていく。ペーニャもワンツーを出していく。タックルに入ったがまた切られた。ペーニャワンツー。ジャブを入れたがワーシーがワンツーを返す。ペーニャがケージに押し込んでクラッチ。投げを狙ったが倒せず。シングルレッグに。が、ワーシーがカウンターのギロチン！深く入ってそのまま引き込んで絞める。ペーニャタップ！
ワーシー、ペーニャからまさかのタップアウト勝利で2試合連続アップセット勝利。
