ライトヘビー級。両者UFCデビュー戦。
フランスのシーは最近では珍しくコンテンダーシリーズを経ずにUFCと契約。KSWなどのヨーロッパのプロモーションでキャリアを積んだ。28歳で9戦全勝(4KO・3一本勝ち)。195cmの長身で、リーチが213cmもある。テイクダウンからのパウンドやバックを取ってのチョークを得意としている。
ファイトウィークに入ってから選手の欠場での入れ替わりが続き、最終的にはRoad To UFC出身のトコスがUFCとの契約を果たした。
トコスはFury FCでライトヘビー級王座を獲得すると、一昨年のRoad To UFCの記念すべき第1試合のワンマッチに出場。しかし中国のジャン・ミンヤンに1RKO負け。イギリス生まれで、現在はフロリダに在住してキルクリフFCに所属している。Road To UFCで敗れた後はローカルイベントで3連勝中。33歳。
カーフ、ミドルを蹴るトコスだが、プレッシャーを掛けられケージまで下がる。シーがタックル。テイクダウン。足をサバいてバックに回ったシー。ハーフバックから腕を首に回すとチョーク。真後ろではなく放したシーだが、なおもハーフバック。トコスが立ち上がった瞬間にまたテイクダウンするシー。下からシーの右足に組み付いてシングルレッグを狙ったトコスだが、シーはまたバックに回り、今度は四の字バックへ。チョーク。パームトゥパームで絞めるとトコスすぐにタップ。
デビュー戦対決を制したシー。アゴの上からパームトゥパームでの絞めだったが、よほど力が強かったのか、トコスはすぐに諦めてタップした。