PANCRASE343:第4試合・岸田宙大 vs. 金澤臣人

ネオブラフライ級準決勝。

逆ブロックが8人制トーナメントだが、こちらのブロックは4人で、両者とも前回が一回戦。

稲垣組岸田は今年の一回戦がプロデビュー戦。プロ5勝2敗とキャリア豊富な今井相手にマウントから下になりながら仕掛けた三角で一本勝ち。バックボーンは柔術で、色帯で全日本選手権を3連覇している。22歳。

リバーサルジム横浜グランドスラムの金澤は横浜市役所勤務で、地元でのパンクラスデビュー戦は一本負けしたが、昨年11月の2戦目は饒平名にパンチをきかせた瞬間に、飛び膝からバックに回ってのチョークで一本勝ち。今年のネオブラ一回戦はパンチでダウンを奪われたところから三角を仕掛けての逆転一本勝ち。29歳。

テイクダウンした岸田。立ち上がる金澤だが岸田引き込んで腕十字!かなりヒジが反っていたが、外して立った金澤。スタンドに。打撃を入れる金澤だが、岸田組んでケージに押し込む。首投げを狙ったがこらえた金澤。岸田引き込んで足関から上を狙う。金澤足を抜いて離れた。詰める岸田。パンチを打ち込む。金澤距離を取る。ケージに詰めて左右のフックを振る岸田だが、金澤もパンチを返し両者ヒットしている。残りわずかで金澤が飛び膝。キャッチしてテイクダウンした岸田。ホーン。

1R三者岸田。

2R。距離を取る金澤。ミドルをキャッチした岸田がそのまま組み付いて背中に乗ってチョーク!引手を掴んでディフェンスした金澤だが、なおも背中からチョークを狙う岸田。後ろに倒れた。正対して上になった金澤。上からパウンドをトスと岸田マトリックスから足関を狙う。外してまたパウンドを落とす金澤。また足に絡む岸田。金澤立って離れると岸田蹴り上げ。また足関を狙うところにパウンドを頭部に入れる岸田。終了間際で岸田のグラウンド状態での蹴りが金澤の顔面に入り反則。タイムストップ。岸田に減点1。2R終了。

2Rはジャッジ三者ともに岸田に入ったが、減点のため9-9のイーブン。

3R。岸田テックる。ボディロックから投げて上に。ハーフで押さえ込んだ。亀になった金澤。バックマウントの岸田を前に落とそうとするが落ちずにバックキープする金澤。また尻を浮かせて落とそうとするが落ちない。正対した金澤。岸田また足関狙い。上を取り返した岸田。反転しようとする金澤に腕十字を狙ったが外れて下に。逆転を狙ってパウンドを入れる金澤。岸田腕十字へ。スラムで叩きつけて外した金澤。立ってスタンドに。金澤がパンチで出るが、岸田タックルに入りタイムアップ。

判定三者29-27で岸田勝利。

フィニッシュは出来なかったものの、組みの強さで最後まで仕掛け続けての勝利。

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