UFC on ESPN+98:第1試合・クレイトン・カーペンター vs. ルーカス・ホシャ

フライ級。

カーペンターは2022年のDWCSで、後に平良とも対戦したエドガー・チャイレス(昨年7月に判定負け)に判定勝ちしてUFCと契約。昨年2月のUFCデビュー戦は、UFC0勝1敗のフアンカミロ・ロンデロスにタックルに合わせたギロチンは防がれたものの、ガードから腕十字→三角と攻めて、オモプラッタで上を取ると、バックに回ってのチョークで1Rフィニッシュ勝利。2戦目は昨年5月にUFCデビュー戦となるスティーブ・エルセグとの試合が組まれていたが流れ、今回は1年8ヶ月ぶりの試合となる。寝技の強さを見せたが、ムエタイやボクシングのキャリアもあり、打撃もできる。ここまでキャリア7戦全勝の有望株。26歳。

ホシャは昨年のDWCSで勝利してUFCと契約し、今年4月にジョシュア・ヴァン戦が組まれていたが、肋骨の骨折で欠場。今回が仕切り直しでのUFCデビューとなる。アマゾンの奥地のコアリ出身・在住で、現地ではアマチュアMMAがなく、16歳でプロデビューしている。ここまで17勝(10KO・4一本勝ち)1敗。平良・モカエフと同じ2000年生まれの24歳。

序盤から両者激しく打撃を打ち込む。ホシャがパンチで飛び込むタイミングでカーペンターがダブルレッグ。テイクダウン。ハーフガードから足関を狙うホシャ。防いだカーペンター。ガードに戻したホシャだが再びハーフにしたカーペンター。ヒジ。左眉付近をカットしたホシャ。ハーフで固めるホシャ。スクランブルからタックルに入ろうとするホシャ。カーペンターはダースチョークを狙うとバックに回る。またハーフに戻すホシャ。また足関を狙うが、防いで上をキープするカーペンター。ハーフからヒジを入れていく。ホーン。

1Rカーペンター。

2R。カーペンターが打撃でプレスする。タックルに入るが切ったホシャ。ヒジで飛び込むカーペンター。右ミドル。またタックル。タイミングよく入りテイクダウン。亀になったホシャから四の字バック。チョーク!喉元に入っている。ぎりぎり耐えていたホシャだが、がっちりと入り落ちた!

カーペンター、今回もUFC未勝利の相手との試合ではあったが、強い勝ち方。ランカーとの対戦が期待される。

ホシャはタックルでテイクダウンを奪われるとスクランブルで立ちに行ったが、カーペンターに常に先回りされて完敗。

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