【EBI JJOT】EBIルールの女子マッチもOTへ。エスケープタイムでガンドラムがケリーに勝利

<10分1R>
グレイース・ガンドラム(米国)
Def.OT
ダニエル・ケリー(米国)

ガードを取ったケリー、一度上を取ると座り再び下に。ガンドラムは外掛けから足を狙ったケリーに対し、足を取られたままバックに回る。ケリーは背中をつけてヒールからヒザ十字へ。ガンドラムは上体を起こし、ケリーのヒザを畳んでエスケープ。パスガードから頭を固める。ケリーは頭をぬいてデラヒーバ、アームドラッグと仕掛けていく。ガンドラムはハニーホールを取らせず、ここで下を選択。

ロックダウンからエレクトリックチェアー、ケリーは腕で掴まれていた方の足を抜いてリバーサルを許さない。ガンドラムは再びトップからパスで攻めると、形的には担ぎパスでサイドを取る。ニーインベリーからマウントを狙ったガンドラムだが、この動きに後転したケリーがエスケープに成功する。そのケリーは上攻めからストレートフットロックもガンドラムがサドルから内ヒールへ。ヒザを蹴って逃げようとしたケリーは、体を起こしガンドラムの二の腕を蹴ってクラッチを外す。

残り1分、ケリーはツーオンワン・グリップからリバーサルを狙い、尻もちをついたガンドラムがベリンボロでバックを伺う。蹴って距離を取ったケリーにヒザ十字を仕掛けたガンドラムだがタイムアップに。試合はOTへ。

先攻のケリーがバックを選択。ガンドラムは腰をずらして胸を合わせてエスケープし、自らもバックを選ぶ。四の字フックのガンドラムは極めることはできなかったが2分間エスケープを許さなかった。

OT2本目、コントロールタイムで遅れを取ったケリーはガンドラムを極めることができない。後攻ガンドラムはスパイダーウェブから腕十字で右腕を伸ばすも、ケリーはタップせず体を跨いで立ち上がり防御に成功した。

最後のOT、ケリーはここもバックからの攻めを選ぶ。35秒で胸を合わせたガンドラムが、ここもスパイダーウェブを選び、右足を抱えてケリーの右腕を伸ばしに掛かる。足とともに右腕を伸ばしたガンドラムは、体を並行にされても手首を放さず2分のコントロールを完遂させ、エスケープ時間の短さで勝利を手にした。


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