ウェルター級。
リアルカウボーイのオリヴェイラはグンナー・ネルソン、マイク・ペリー、ニコラス・ダルビーに3連敗していたが、今年3月にスプリット判定勝ちで連敗ストップ。負けていた間は家庭の問題があったとのこと。UFC10勝6敗でランキング入りしていたこともあった。
ポーランドのソボタはUFC4勝2敗。前回の試合からは2年以上のブランクがあるが、首を負傷し治療に専念していたとのこと。これが契約最後の試合で、いい内容で再契約を結ぶためには勝利が必要となる。柔術黒帯で一本勝ちの多いグラップラー。前回はレオン・エドワーズにテイクダウンされパウンド・肘の連打をもらい続け、残り1秒でTKO負け。エドワーズはその後も連勝を続け、現在ランキング3位になっている。
ワンツーを入れるオリヴェイラ。ソボタはミドル。両者やや間合いの外。オリヴェイラの前蹴りがボディに入り、ちょっと嫌がったソボタ。しかしオリヴェイラは畳み掛けず。また前蹴り。ソボタがジャブの連打で出るが、ノーガードでかわすオリヴェイラ。右のハイから右ミドル。両者間合いに入れないままホーン。
手数で若干オリヴェイラ。
2R。蹴りを入れていくオリヴェイラ。ソボタタックル。ケージでこらえるオリヴェイラはブラウン肘を入れる。外掛けで倒そうとしたソボタだが引き剥がしたオリヴェイラ。前蹴り。ソボタ間合いに入れない。オリヴェイラの前蹴りが低くローブローに。再開。オリヴェイラが蹴りを入れていく展開が続く。そもそも打撃を出せないソボタ。今度はオリヴェイラの手がアイポークに。指が相手に向いていてレフェリーから事前に注意もあったので、繰り返せば減点でもいいと思う。再開。ソボタが蹴りを出したところにオリヴェイラのカウンターの右が入りソボタダウン。直後にホーン。
2Rもオリヴェイラ。
3R。オリヴェイラの前蹴りが顔面にヒット。オリヴェイラがワンツーを放ったところにタイミングよくカウンターのタックルに入ったソボタだが、オリヴェイラ切ってスクートに。グラウンドには付き合わないオリヴェイラ。スタンドへ。オリヴェイラのミドルがボディにヒットしまた効いた。しかし倒しには行かないオリヴェイラ。二段蹴り。ソボタのジャブにワンツーを返すオリヴェイラ。ソボタ出ていけないまま時間が過ぎていく。左が一発ヒットするが浅い。オリヴェイラのミドルがヒットし下がるソボタ。時間がない。出られないソボタ。タイムアップ。
オリヴェイラが多彩な蹴りで圧倒。が、効いても倒しに行かない安全運転。指がずっと相手の目を向けて構えていたのはレフェリーによってはもっと厳しく減点を取られるかもしれない。ソボタはまず間合いに入れず手が出てないが、最後まで打破する工夫がなかった。