UFC on ESPN14:第9試合・ハムザト・チマエフ vs. リース・マッキー

ウェルター級。

スウェーデンレスリング王者のチマエフはローカル6戦全勝全フィニッシュで、1週間前の代役で15日のファイトアイランド大会に出場すると、テイクダウンからパウンドで削り、2Rにダースチョークを決めて一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得した。その後、短期間での再登場をアピールしたのが実り、異例のインターバル10日での連戦が決まった。過去のUFC記録はチャス・スケリーのインターバル13日での連勝だが、勝って記録更新なるか。初戦はミドル級だったが、今回は本来のウェルター級に戻しての試合。

イギリス・北アイルランドのマッキーはこれがUFCデビュー戦。地元でBAMMAやケージウォーリアーズでキャリアを積んでいる24歳で10勝2敗1分け。ムエタイがバックボーンで、10勝中7KO・3一本勝ちで全フィニッシュ。ただし、前回のみウェルター級での試合で、それまではライト級で戦っていた。オッズでは大差のアンダードッグとなっている。チマエフも緊急出場だが、その相手に決まったマッキーも、1週間前に出場が決まっている。

いきなりタックルに入ったチマエフ。ボディロックkら倒してサイドからハーフバックに。背中越しに腕をホールドして殴るとマウント。パウンド。亀になったマッキー。強い鉄槌連打。またマウント。一方的。パウンド連打。バックマウント完成。止められてもおかしくないパウンド連打。また亀に。チョークを狙うが今度は肘。腕でブロックして耐えるだけのマッキー。パウンド連打でレフェリーストップ。

圧勝で短期間での連勝となったチマエフだが、マッキーの実力が不明なため、評価できるかどうかは微妙。マッキーは一発のパンチも出せず、文字通り何もさせてもらえなかった。

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