UFC256:第2試合・ティーシャ・トーレス vs. サム・ヒューズ

女子ストロー級トーレス10位。

公表しているレズビアンで、同じUFCファイターのラケル・ペニントンと婚約しているトーレスジェシカ・アンドラジ、ヨアンナ、ジャン・ウェイリー、マリーナ・ロドリゲスに4連敗していたが、今年6月にUFC1勝0敗の元Invictaストロー級王者・ブリアナ・ヴァン・ビューレンと対戦しビューレンのタックルを切って打撃の手数で上回り判定勝ち。テコンドー・空手がバックボーンで、蹴りが武器だが、11勝のうち判定勝ちが10回で、KO勝ちはない。

本来はアンジェラ・ヒルと対戦予定だったが、今週に入りヒル新型コロナウイルス陽性となり欠場。初参戦のサム・ヒューズとの対戦に。ヒューズは28歳でMMAキャリアはまだ6戦(5勝1敗)。7月にフィーダーショーのLFAで女子ストロー級王座に挑戦したが、ヴァネッサ・デモパウロスに4R横三角で落とされ一本負け。しかし10月の再起戦では1Rギロチンで一本勝ち。直前出場ながらUFCとの契約を果たしたが、オッズでは今大会JDSと並んで一番のアンダードッグ。

トーレスのスーパーマンパンチがヒット。パンチ連打で出ていく。ケージまで詰めたところでクリンチしたヒューズがケージに押し込む。しかし押し込むだけ。離れたトーレス。また打撃を入れていく。飛び込んでボディ・顔面にパンチをヒット。有効打のヒット数が3倍以上に。ヒューズも出ていくが手が出ない。組み付いてきたヒューズを投げてパンチを打ち込むトーレス。残り5秒でタックルに入り抱えあげてスラムで叩きつけたトーレス。ヒューズはギロチンを狙うがホーン。

1Rトーレス。実力差を見切って、自信を持って戦えている。

パンチを貰ったヒューズの左目が見えないとのことでドクターストップ。トーレスTKO勝ち。

トーレスは女子ストロー級史上2位タイの8勝目。ヒューズは残念ながらUFCレベルにはなかった。

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