UFC on ESPN14:第5試合・モフサル・エフエロフ vs. マイク・グランディ

フェザー級

ロシアのエフロエフはローカル10連勝でUFCと契約し、UFCでも2連勝中でまだ無敗。打撃から流れるようにタックルに入りテイクダウンを取りまくるスタイルで、2試合とも判定勝ち。前回はUFC6勝2敗の中堅ファイター・エンリケ・バルゾラに完勝した。

レスリングがバックボーンで、修斗で王者斎藤裕からテイクダウンを奪って完勝したグランディ。その後パンクラスで試合が組まれたが負傷欠場。ブランク明けでUFCと契約すると、当時UFC2勝0敗のナド・ナリマニに打撃で劣勢となったところからパンチでダウンを奪ってパウンド連打でKO勝ち。昨年8月の上海大会でエフロエフ戦が組まれていたが負傷欠場となり、今回は1年4ヶ月ぶりの試合となる。

タックルに入ったグランディ。テイクダウン。ハーフのエフロエフ、ニーシールドから体を起こすがグランディががぶってコントロール。背筋で後方に投げたエフロエフ。立った。打撃で出るエフロエフだが、グランディカウンターのタックルでまたテイクダウン。体を起こしたエフロエフにダースチョーク。けっこう苦しそう。足のロックを蹴って外し、回転して脱出したエフロエフ。スタンド。パンチから組み付いたエフロエフだが、グランディパワーで投げを放ち引き剥がす。しかし手数が減ったグランディ。打撃を入れるエフロエフ。グランディタックルに入るが切られた。後退するグランディ。また組み付いたがエフロエフが切る。エフロエフのバックブローにグランディがタックルを合わせるが、倒されないようにこらえるエフロエフ。ホーン。

1Rは打撃のヒットでエフロエフか?グランディのダースもニアフィニッシュと見られてもおかしくない。

2R。パンチにタックルを合わせたグランディだがエフロエフ切る。距離を詰めるエフロエフ。グランディパンチからレッグダイブ。そのまま押し込む。エフロエフ受け止めて引き剥がした。ジャブを出していくエフロエフ。組んで押し込むエフロエフだが打撃を入れると離れた。グランディタックル。テイクダウン。しかしすぐ立たれた。エフロエフワンツー。ヒット。ジャブ、バックスピンキックもヒット。組んだグランディだが止められて膝をもらう。離れた。ジャブ。グランディのパンチは空振り。グランディまたタックルで倒したが、押さえ込む前に立たれた。残り1分。パンチを貰って効いたグランディ。タックルに。倒したが、エフロエフスクランブルで脱出。ジャブからワンツー。ホーン。

2Rエフロエフ。グランディ、タックルも切られ、倒してもすぐ立たれて、一方的になってきた。

3R。エフロエフが打撃の手数を増やしてきた。グランディが入ろうとしてもジャブをもらう。シングルレッグに入ったグランディ。エフロエフ一本背負いで逃れようとしたがバックを取るグランディ。しかし腕を掴んで押さえこませず立った。パンチのコンビネーションを入れていくエフロエフ。グランディシングルレッグ。倒した。またスクランブルで逃れようとするエフロエフ。がぶったグランディだが立たれてしまう。エフロエフが逆に押し込んで行く。離れた。グランディ出るがエフロエフ距離を取り打撃を入れる。グランディの打撃は空振り。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でエフロエフ勝利。

序盤はテイクダウンを奪われていたが、独特のスクランブルで逃れて終始運動量が落ちないエフロエフが勝利。

グランディは失速が早かったが、今の練習状況のせいもあるのかもしれない。

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