UFC on ESPN14:第3試合・ベチ・コヘイア vs. パニー・キアンザド

女子バンタム級。コヘイア13位。

5年前にロンダのタイトルに挑戦し、34秒でKO負けしたコヘイア。その後は2勝3敗1分け。前回はリリースがかかった試合で、シジェラー・ユーバンクス相手に僅差の攻防となり、3Rに打撃の手数で上回って判定勝ちで生き残った。

イラン生まれ・スウェーデン国籍のキアンザドはTUF28フェザー級で準優勝しているが、UFCではバンタム級に落として1勝1敗。2試合とも組み付いてから体格を活かしてケージに押し込んでいく戦法。

打撃戦からシングルレッグに入ったコヘイアだが離れる。キアンザドが打撃を入れていく。ハンドスピードではキアンザド。コヘイアのシングルレッグを切る。連打を打ち込むキアンザド。ジャブ。首相撲から膝を打ち込む。さらにパンチを入れる。コヘイアは単発のパンチを返す。残り1分。出られないコヘイア。遠い距離でキアンザドが打撃を入れていく。ミドル、ジャブ。残り10秒の拍子木で終わったと思い背を向けたコヘイアにパンチ連打を打ち込むキアンザド。ホーン。

1Rキアンザド。最後気を抜いてしまったコヘイア。

2R。キアンザドワンツー。首相撲から膝。しかしスリップして倒れる。上を取るコヘイア。キアンザド下から仕掛ける。密着して防ぐと細かいパウンドを入れていくコヘイア。しかし自ら立つ。パンチを打っていくコヘイア。キアンザドが首相撲に捕らえるとショートアッパー連打で引き剥がす。ワンツーを入れたキアンザドに左を返す。単発のコヘイアに対し、キアンザドは常に連打を入れる。打撃で攻勢。ホーン。

2Rキアンザド。

3R。距離をキープしパンチを打っていくキアンザド。単発の右を出していくコヘイアだが、一発の威力では上と言っても、意識を飛ばすことはできないので、リードされている状態だと厳しい。ジャブで止められるコヘイア。キアンザドの鋭いワンツーから左フック。さらに玲奈が入りぐらついたコヘイア。タックルに入った。シングルレッグ。足を引き抜いて離れるキアンザド。パンチを振り回すコヘイアだが空振り。ジャブをもらい顔が腫れている。残り40秒でコヘイアタックル。ケージに押し込もうとしたが引き剥がされる。シングルレッグで倒したコヘイアだが、キアンザドがガードを取る。タイムアップ。

どう考えても負けてるコヘイアだが歓喜のアピール。

30-27×2、29-28の3-0でキアンザド勝利。

勝利アピールしていた割に、あっさり負けを認めるコヘイア。キアンザドが鋭い打撃を入れ続けて終始圧倒し勝利。

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