- ファイト・オブ・ザ・ナイト:なし
- パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ファブリシオ・ヴェウドゥム、ポール・クレイグ、ハムザト・チマエフ、ジェシー・ロンソン、トム・アスピナル、タナー・ボーザー
試合数がいつもより多かったためか、ボーナス受賞者もいつもの4人から6人に増量。
メインはティルが前回のガステラム戦に続く接戦。ジャッジ三者とも48-47だが、4Rウィテカー・5Rティルに入れたジャッジと4Rティル・5Rウィテカーに入れたジャッジがおり、4Rと5Rは判断が分かれる内容だった。しかし、スタッツを見ると三者ともティルを支持した1R以外、有効打のヒット数ではウィテカーが上回っており、ティルは1Rと5R以外は有効打の数が一桁と、前回に続き手数が足りていなかったのが敗因か(前回は相手のガステラムも同じくらいのヒット数だったので勝てたが)。
勝ったウィテカーは、9月のアデサニヤ vs. コスタの勝者との対戦だろう。ティルは負けたが評価が下がる内容ではなかった。さらに次の王座挑戦者候補として、まずは3位キャノニアか6位のハーマンソンとの試合あ見たい。
ホジェリオは引退試合でショーグン相手に3連敗。過去2戦以上の接戦だったため、判定結果が出た時は悔しそうにしていたが、さすがに引退撤回はないだろう。いい引退試合だった。
階級を上げてどうなるかと思ったグスタフソンだが何もさせてもらえないまま一本負けで3連敗に。本人にとってはショックな内容だったかもしれないが、今回の試合では何もわからないので、もう一度勝負するところを見てみたい。