UFC on ESPN+36:メインイベント・コルビー・コビントン vs. タイロン・ウッドリー

ウェルター級5分5R。コビントン2位、ウッドリー5位。

コビントンは7連勝していたがウスマンとのタイトル戦でKO負けで連勝ストップ、ウッドリーは引き分けを挟んで6連勝だったが連敗中。大学時代はともにD-1レスラーだったが、年齢差が6歳あるため、在学中に絡みはない。

前回のウスマン戦でキャリア2度目の敗戦を喫したコビントン。1度目はワーレイ・アウベスのギロチンで秒殺一本負けした交通事故的な負けだったが、ウスマン戦は初めての完敗。

ウッドリーはウェルター級で4度のタイトル防衛に成功したが、本人が望むビッグマッチ(GSP戦など)は組まれないままウスマンに完敗してタイトル陥落。38歳でウェルター級では年長。

両者ともウスマンに敗れたばかりで一般的な人気もないので、上位ランカーとはいえ、この試合で勝っただけではタイトル再挑戦は難しいだろう。

間合いを詰めるウッドリー。今日は下がらない。低い構えからジャブ。右を打ち込んだがコビントンがかいくぐってタックル。テイクダウン!ウッドリークローズドガード。ケージを使って立つウッドリー。離れた。コビントンがプレスしてきた。ウッドリーサークリング。下がり気味だがジャブで近寄らせない。コビントンがケージに詰めてパンチを打ち込むと組んで押し込み。離れ際に肘を入れた。なおモデルコビントン。ウッドリーケージを背負い下がる。押し込んだコビントンだが離れた。ホーン。

1Rコビントン。ウッドリー、やはりプレッシャーを掛けられると下がってしまう。

2R。下がらないウッドリー。踏み込んで右を打ち込んだ。しかしコビントンのワンツーがヒット。ミドル。ケージを背負う。コビントン飛び膝からタックルへ。押し込む。離れたがプレスしていくコビントン。ウッドリーサークリング。タックルに入ったコビントンに逆にシングルレッグ。テイクダウンからがぶった。ギロチンにかかえているが、かかえているだけ。押し込むコビントン。離れ際にまた肘。四つに組んだコビントンがまた押し込み。ウッドリー押し返して離れる。コビントンの前蹴りでローブローをアピールしたウッドリーだがまたケージを背負う。ウッドリーのスーパーマンパンチがヒット。しかし圧倒的に手数が足りない。打たれると打ち返しているが。飛び膝。ホーン。

2Rコビントン。

3R。出ようとしたウッドリーを手で止めたコビントンだが、アイポークとなりタイムストップ。再開。前に出るウッドリー。ミドルを入れるコビントン。シングルレッグからケージに押し込んだ。片足でこらえるウッドリー。押し込んで肘を入れたコビントン。特にダメージはないウッドリーだが、この展開のままだとポイントは取られてしまう。コビントンの押し込み膝が続く。入れ替えさせない。残り1分。肘を入れて離れようとしたコビントンだが、ウッドリーが四つのまま膝を打ち返してきたのでまた押し込みに。離れ際に肘のワンツーを入れたコビントン。ホーン。

3Rもコビントン。

4R。コビントンがプレスするとたちまちケージを背負うウッドリー。コビントンタックルに。シングルレッグ。テイクダウン。寝かされないようにしているウッドリーだが、完全に寝かせた。ウッドリーはクローズドガーオ;密着したままこつこつ殴るウッドリー。肘でこめかみをカットしたウッドリー。立とうとするウッドリーだが寝かしつけるコビントン。コツコツパウンド連打。ウッドリー、クローズドガードにホールディングで凌ぐだけになってる。コツコツコツコツ。ホーン。

4Rコビントン。

5R。フィニッシュするしか無いウッドリーだが、やはりプレスされケージを背負う。タックルを受け止めた。コビントンテイクダウン。ウッドリーはギロチンに抱えているが、抱えているだけ。コビントンが押さえ込もうとすると、叫び声を上げるウッドリー。腹を押さえているが負傷か?KO。

リプレイで見てもどこか痛めるようなタイミングでもなかったし、何があったか不明だが、いずれにしても、ウッドリーはこれで3試合連続何もさせてもらえないままの完敗。

勝ったコビントンはウスマンとの再戦、マスヴィダル戦をアピール。ウスマンはバーンズ戦、マスヴィダルはネイトとの再戦で動いているので、どちらも実現しなさそうだが…。

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