ライトヘビー級。
ローカルで8戦全勝しUFCと契約したイブラギモフだが、UFCデビューから2戦は序盤飛ばしてあとは失速して敗退、前回はジョン・ジョーンズのスパーリングパートナー・ドリゼのUFCデビュー戦で対戦し、スタミナが切れる前に1R左ハイで意識を飛ばされKO負け。
ブラジルのマルケスはUFCデビュー戦。34歳と若くなく、ここまで9勝2敗で、2年以上のブランクがある。これまで対戦した相手の戦績も世界レベルには程遠い相手ばかり。UFCではなくコンテンダーシリーズに出るとしてもどうかという戦績。UFCに出てくるのは場違いだが、イブラギモフとは場違い同士で釣り合いが取れてしまっている。
アップライトに構えたマルケスがタックルへ。ギロチンに抱えるイブラギモフ。マルケスがシングルレッグから倒したが立たれる。なおもシングルレッグ。ケージでこらえてパンチを入れるイブラギモフ。倒し際にケージを掴んだイブラギモフ。レフェリーが引き剥がし倒されたが、倒れ際に上になった。また下から抜けたマルケスがバックに回りバックマウントを狙ったが外される。離れた。ローを入れるマルケス。両者もう若干疲れてる?マルケスがパンチからシングルレッグ。ダブルレッグに切り替えたが倒せず。残り1分。シングルレッグに切り替えて倒した。背中に乗ってバックマウント。イブラギモフ、尻を浮かせて前に落とそうとするが、マルケスお地図にチョーク。倒れて絞めるが時間がない。ホーン。
1Rマルケス。
2R。両者見合いで手が出ない。疲れもあるか。パンチを振り回すイブラギモフ。マルケスタックル。倒した。バックに付くとまた背中に乗る。ハーフバック。尻を浮かせて前に落とそうとするイブラギモフだが膝をついた。マルケス落ちそうだが落ちずにキープ。チョークを狙うが入らず。バックキープが続く。バックから腕十字を仕掛ける様子を見せたマルケスだが仕掛けずホーン。
2Rマルケス。
3R。イブラギモフ、安定のバテ。マルケスタックル。切られた。マルケスも疲れがあり手が出ないが、プレスしていく。出てくるところにイブラギモフが疲れながらもパンチを打ち込んでいく。マルケスタックル。ギロチンに抱えたイブラギモフ。けっこう入っているのか?マルケス下になり回転して脱出すると、股下を抜けてタックルに。テイクダウン。マウントへ。万事休すかと思われたイブラギモフだが反転して上に。イブラギモフハーフからパウンド。マルケス起き上がりタックルに入ってテイクダウン。バックについたがついているだけ。時間がない。残り20秒でチョークに入るが浅い。タイムアップ。
3R微妙。最後はチョークではなくパウンドでダメージを与えるべきだったのでは。1Rも微妙なのでどちらに入ってもおかしくない。
29-28×2、30-27の3-0でマルケス勝利。
しかしUFCリリース寸前のイブラギモフ相手にかなり苦しんだ勝利で、この後も苦戦が予想される。