【RIZIN】引退を示唆したRENA 「あと2、3戦とは決めていない」

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昨日開催されたRIZIN.24で富松恵美(パラエストラ松戸)との唯一の女子マッチに判定で勝利したRENA (シーザージム)。試合後にマイクを握り「私事ではありますが、この楽しい辛い時期を過ごしたRIZINですが、あと2、3試合でこのリングから降りようかなと思っています」と引退を示唆する発言をしました。

トップアスリートには余力を残しながら若くて一線を退くタイプとピークを過ぎても現役に拘り続けるタイプがいると思っていますが、RENAは前者かと思いつつ、ちょっと気になったのが「2、3試合」という部分。決まってないんだ?決め切れてないんだ?こりゃなんだかんだで引退七番勝負もあるな、率直にそう感じました。

そうこうしているうちに試合後のインタビュー。記事を見ると「あと2~3戦というよりは明確には決めていませんが、終わりを決めないと頑張れないというか、最高のパフォーマンスを発揮できないと思ったので最後の最後にベストパフォーマンスで、面白い熱のある試合をしたいと思っていて。最後まで走り抜けたいと思います」と語っているじゃないですか。

引退しないんかーいとつっこんだのは私だけではないでしょう。でも、男女問わず日常的にもこの手のタイプは結構います。辞める発言で周囲を騒がせて、最終的には「辞めへんでー」となるパターン。完全にこのタイプと重なりましたもん。

でもRENAのモチベーションがもう一つ上がりきらない気持ちも何となくわかります。浅倉カンナに2連敗してトップ戦線から離脱。その間に練習を共にする浜崎朱加に次元の違う強さを見せつけられたら、どこに活路を見出せばいいか分からなくもなるか。人間だし、若いんだし、そんな事もありますよ。

ただ、昨日の試合を見る限り、MMAにおけRENAの打撃は間違いなく一級品。互角に渡り合える選手は何人いるか。ここで辞めるにはもったいない。現RIZIN王者のハム・ソヒとのストライカー対決は掛け値なしに見てみたいし、DEEP JEWELS勢との絡みも興味深い。コロナ後にベラトール再上陸するもよしです。

そしてRENAの打撃を最大限にフィーチャーするならRIZINに女子のキック部門を確立するのもありでしょう。体重が違いますがRIZINと絡みつつあるぱんちゃん璃奈との対戦なんて榊原CEOが手を伸ばしそうな気がします。どう転ぶにしてもだらだらと引退に向かうのは反対。辞めるならスパっと辞める、続けるなら覚悟を決める。次の試合、次の発言に注目です。
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