女子フライ級。
シウバはコンテンダーシリーズブラジルで1R一本勝ちし、2018年の9月にUFCデビュー。初戦でジリアン・ロバートソン相手にガードからの腕十字で一本勝ち。今回の試合は約1年半のブランク明け。
デビューから全試合フィニッシュ勝利でUFCと契約したモロズは、初戦でジョアン・カルダーウッドにガードから腕十字で一本勝ち。しかしそこがピークで、その後6戦はすべて判定で3勝3敗。ずっとストロー級で戦っていたが、前回からフライ級に階級を上げている。
前に出ていくシウバ。バック肘。手数を出しているのはモロズ。シウバの右ハイをキャッチするとテイクダウン。ガードを取るシウバ。モロズはインサイドからパウンドを入れる。シウバ下から逃れる動きがない。モロズがパウンドを入れ続けてホーン。
1Rモロズ。
2R。モロズのシングルレッグを受け止めたシウバ。ギロチンにかかえてケージに押し込むがモロズ引き剥がす。離れ際にバック肘。シウバがパンチで出る。モロズのスローなタックルを受け止まると首相撲から膝。そのまま脇をくぐってスタンドでバックに。放すとまたバック肘。シウバが思いパンチを入れていくまた首相撲。モロズ疲れたか。しかしオーバーフックからの投げでテイクダウン。シウバ、安易に下になりがち。ハーフで押さえ込むモロズ。モロズが肘を入れ続けるが、シウバは下で耐えるだけで、ポジションを変えようという動きも見えない。ホーン。
2Rモロズ。
3R。ここまでおそらくポイントで負けているシウバはパンチで出る。カーフキック。嫌がっているモロズ。タックルに入るが倒せず。シウバの右がヒット。モロズ、またタックル。がぶって切ったシウバ。シウバがボディに前蹴り。追いかけていくシウバだが若干攻め疲れか。ガードが下がっている。モロズは下がっているが計算づくの逃げ切りか。頭部をカットしたモロズ。シウバは倒さなければ行けないが、前に出るだけで手数が足りない。タイムアップ。
三者29-28でモロズ勝利。
シウバ、打撃は良かったが、安易に下になる割に、グラウンドではただ耐えるだけで終わった。