<フェザー級/5分3R>
チェイス・ギブソン(米国)
Def.2R4分18秒by ダースチョーク
タイ・クラーク(米国)
まず左ローを蹴ったクラークに対し、ギブソンも左ローを返す。リードフック、ジャブとローと左から攻撃するクラークに対し、ギブソンが右クロスを見せる。さらに右フックを当てたギブソンだが、クラークが組みついてケージへ。首をコントロールしていなし、バックに回ったギブソンが四の字ロックへ。手首を取り、胸を合わせに行くクラークに乗り続けたギブソンは、手首が自由になるとRNCへ。再び両手を手首を掴んでターンしていくクラーク。許さないギブソン、力の入った展開は腹ばいになったクラークの背中をギブソンが伸ばす。
すぐに上を向いたクラークが、ここも両手で手首を掴むが、腰をずらすことができず胸を合わせられない。残り25秒、腕十字に切り替えたギブソンだが、頭を刈ることができず上を取ったクラークがハンマーフィストを落としタイムアップを迎えた。
2R、クラークの動きに合わせて、ギブシンが左フック、右オーバーハンドをカウンターで入れ、ローを蹴る。前に出られなくなったクラークは、遠い位置からジャブ、ローを見せるも届かない。意を決したように前に出てパンチを纏めようとしたクラークだが、ギブソンがローから右を当てる。クラークは左を返し、ワンツーから右ロー。さらにストレートを伸ばすと、ギブソンがダブルレッグでテイクダウンを決める。クォーターネルソンからダースに移行したギブソンが、足を絡ませる。
ギブソンが「アウト」とアピール。実際は落ちていなかったようだが、レフェリーが試合を止めた。8連勝中のクラークから挙げた大金星──1カ月前に双子の片割れでMMAファイターであったクーパー・ギブソンを亡くしている勝者は「落ちたと思ったんだ。でも、それは僕の仕事じゃない」としっかりとした口調でインタビューに答える。しかし、パット・ミレティッチに今は亡きクーパーのことを尋ねられると「彼にもらったことは全て忘れない」と涙を流した。
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