ライト級。
ドイツのハクパラストはキックがバックボーン。25歳でUFC4勝2敗。ローカル時代の勝利はすべてパンチでのKO勝ち。UFCでも4勝のうち1つKO勝ちがあるが、ドリュー・ドーバーには逆にパンチでダウンを奪われ、パウンドで1RKO負け。もともとグラム・クタテラーゼの代役でドン・マッジと対戦予定だったが、試合1週間前にマッジがビザの問題で参戦できなくなり、UFCデビュー戦のガルシアとの対戦に。タックルを切り打撃を打ち込むスタイルで、テイクダウンディフェンスが強い。
メキシコのラファ・ガルシアはここまで12戦全勝で、うち一本勝ち7回。直近では昨年2月のCombateライト級タイトルマッチで判定勝ち。柔術家だが打撃も出来るものの、ハクパラスト相手だと分が悪いか。
間合いを詰めてパンチを入れていくガルシア。ガードを固めて様子見しているハクパラスト。ガルシアのパンチはブロッキング。ガルシアタックル。ケージでこらえたハクパラスト。離れる。詰めてくるガルシアにパンチを入れるハクパラスト。残り1分。距離を詰めたガルシアが組み付くが引き剥がしたハクパラスト。下がりながらミドルを入れる。ホーン。
1Rハクパラスト。
2R。詰めてくるガルシアにパンチをヒットさせていくハクパラスト。ガルシアじわじわ詰めるが手が出ていない。ケージまで詰めたところで組み付いていくガルシアだが引き剥がされた。また距離を詰めたガルシアだが、ハクパラストは大外刈り気味に崩して離れる。出てくるところにパンチを合わせるハクパラスト。ガルシア残り5秒でタックル。シングルレッグから軸足を刈って倒したがホーン後。
2Rハクパラスト。
3R。間合いを詰めるガルシア、そこに打撃を入れるハクパラストという同じ展開。前に出てもパンチやミドル、肘をもらうという展開が続くガルシア。打開するすべがないまま時間が過ぎていきタイムアップ。
30-27、29-28×2の3-0でハクパラスト勝利。