UFC263:第5試合・パニー・キアンザド vs. アレクシス・デイヴィス

女子バンタム級。キアンザド11位、デイヴィスはランク外。

イラン生まれ・スウェーデン国籍のBANZAI・キアンザドはTUFフェザー級決勝で敗れると、UFCとは契約できず。元のバンタム級で1戦してからバンタム級で契約した。初戦はパンチでダウンを奪われ判定負けしたがそこから3連勝中。フィジカルでケージに押し込んで削るスタイル。

デイヴィスはUFCデビューから3連勝しロンダのタイトルに挑戦したが秒殺KO負け。その後フライ級に落としたが、3連敗で前回からまたバンタム級に戻すと、3連勝中だったサビーナ・マゾにテイクダウンからポジショニングで上回り判定勝ち。現在はノーランカーではあるが、オッズではフェイバリット。

打撃戦から首相撲に捕らえたキアンザド。ケージに詰めたが肘を入れて離れる。ジャブを入れるキアンザド。デイヴィスもパンチで出ていく。デイヴィスのローに右を合わせたキアンザド。しかしデイヴィスがパンチで出ていく。ジャブがヒット。キアンザドが四つに組んだがすぐ引き剥がすデイヴィス。出てきたデイヴィスに左をヒットさせたが、デイヴィス下がらずパンチのコンボを打ち込む。ホーン。

1Rほぼ五分だが、ヒット数でややデイヴィス。

2Rも出ていくデイヴィス。首相撲に捕らえたキアンザドをパンチで引き剥がす。キアンザドの飛び込んでの左がヒット。デイヴィスカーフキック。静かな展開が続き、会場から奇声が飛び始める。このラウンドも手数でややデイヴィスが優勢のまま残りわずか。圧を強めるデイヴィス。パンチから足払いで倒した。パウンドを落とす。ホーン。

2Rデイヴィス。

3R。少なくとも明確に取れたラウンドは1つもないキアンザド。パンチで出ようとしたところに組み付かれそうになったが引き剥がした。手数が足りないキアンザド。距離を詰めるのはデイヴィスで、キアンザドは自ら詰めていけない。タックルで組もうとしたデイヴィス、組めないがパンチを入れて離れる。出たデイヴィスにキアンザドのワンツーがヒットしたがなおも出ていくデイヴィス。タイムアップ。

判定30-27×2、29-28の3-0でキアンザド勝利。

全ラウンド僅差だったがキアンザドの有効打が取られたか。

 

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