UFC on ESPN25:第1試合・ケイシー・オニール vs. ラーラ・プロコピオ

女子フライ級。

オーストラリアのオニールはローカル5戦全勝の戦績で2月にUFCデビュー。父がMMAプロモーションを運営しており、そこでキャリアを積んで王座を獲得している。JEWELSストロー級王者の元野美樹にも勝利している。UFCデビュー戦はシャナ・ドブソン相手にテイクダウンからパウンドで圧倒しKO勝ち。まだ23歳。

プロコピオは19年、なぜか上海で同じブラジルのカロル・ロサ相手にUFCデビュー。タックルを切られる展開で、打撃のヒットは上回ったが僅差判定負け。2戦目は元ランカーのモリー・マッキャンにタックルからのテイクダウンで判定勝ち。

打撃戦から組み付いていったオニール。ボディロックからテイクダウンを狙うがプロコピオも差し返す。肘を入れて離れたオニール。また組んでいくオニール。首相撲から膝を入れて離れる。打撃で出るプロコピオ。オニールも打ち返す。また組んだ。プロコピオが崩しながらケージに押し込むとボディに膝。ボディロックから投げてテイクダウン。サイド。ガードに戻したオニール、足で浮かせて立った。残り1分でプロコピオがタックル。ケージで耐えたオニールだがプロコピオ押し込んでまた膝。足をかけて倒したプロコピオだが、オニール尻もちの体勢から足をすくって上に。ホーン。

1Rほぼ差がない。テイクダウンしたプロコピオのラウンドか。そこから何をしたわけでもないが。

2R。打撃戦からプロコピオタックル。テイクダウン。オニール下から仕掛ける。プロコピオが離れたところで下から蹴り上げ。押さえ込みに行くが、オニールまた下から足で浮かせて距離を作り立つ。プロコピオまたタックル。倒しきれず、引き込み気味に下に。オニールがハーフで押さえ込むと肘を入れる。ガードに戻すプロコピオ。プロコピオ下から仕掛けるがオニールサバいてパス。プロコピオ外ヒール。オニールも足関へ。アンクル。先に起き上がったオニール。上から肘。ホーン。

2Rオニール。

3R。オニール組んで足をかけてテイクダウン。下から腕十字を狙うプロコピオ。パスしていくオニール。プロコピオ亀に。オニールは下から両足でプロコピオの右腕を固定しバックからパウンド・肘を入れる。ホールドされて動けないプロコピオ。オニール腕のロックを外すとバックへ。バックマウント。プロコピオ背負って立つが、背負われたままチョークに入ったオニール。がっちり入った。倒れ込むプロコピオ。落ちた!

オニール、2試合連続での一本勝ちで無敗をキープ。前座レベルではあるが、2試合ともきっちりフィニッシュしての勝利。

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