女子フライ級。ユーバンクスはバンタム級13位、リードはランク外。
TUFで決勝まで進み、初代王座決定トーナメントに出場するはずだったユーバンクスだが、減量による体調不良で欠場。その後も計量失敗があり、バンタム級に上げたが、ここまで2勝4敗。今回、またフライ級に戻している。柔術黒帯のグラップラーだが、UFCでは8戦全てが判定決着。
UFC初参戦のリードは28歳でMMAキャリアまだ4戦(全勝)。デビュー2戦目にローカルイベントのCage Fury FCの女子ストロー級王座決定戦に出場し、スプリット判定勝ちで王座獲得。ここまで2度の防衛に成功している。ただし、相手のキャリアも似たようなもの。テコンドー三段のストライカー。先月末にプリシラ・カショエイラが欠場となり、代役でのUFCデビューが決まったが、階級上での試合となるが、相手が元バンタム級のユーバンクスだけに、体格では圧倒的に不利。
ユーバンクス距離を詰める。サイドキックで距離を離そうとしたリードだが、すぐに四つに組んだユーバンクスがテイクダウン。ハーフからパスしてサイドへ。またハーフに戻したリード。肘を落とすユーバンクス。パスしてニーオンからパウンド。マウントへ。腕十字を狙いつつパウンド。肘。返そうとしたリードだがユーバンクスサイドに。またハーフにしたリードだがユーバンクス簡単にパス。またマウント。パウンドラッシュ。顔を背けたリードを見てレフェリー止めた。
ユーバンクス圧倒。UFC初フィニッシュ。
リードはデビュー戦で2階級上のランカー相手は厳しすぎたか。何もさせてもらえず。