UFC265:第3試合・マイルズ・ジョーンズ vs. アンダーソン・ドス・サントス

バンタム級。先月組まれていた試合だが、当日開始直前にドス・サントス陣営からコロナ陽性者が出たために延期となっていた。

ジョーンズはUFC2勝1敗。初戦は微差の展開からテイクダウンが勝負を分けて判定勝ち。2戦目は飛び膝でKO負け。前回はタックルをすべて切られる苦しい展開から、3RにアッパーがヒットしKO勝ち。レスリングがバックボーンで、レスリングの奨学金で大学に進学したが、怪我のため出場できず、大学を中退しMMAを始めた。その後、看護学校に入学し、現在は看護師としても活動している。地元テキサス出身。

サントスは同じくUFCのキャリア3戦で1勝2敗だが、MMAはこれが30戦目となる35歳のベテラン。柔術がバックボーンで、アマチュアムエタイの経験もあり、10年前にMMAデビュー。ローカル戦績もわりと負けが多かったが、負傷選手の代役としてUFCデビュー。しかし打撃で劣勢な試合が続き2連敗。3戦目は同じUFC2連敗中のマーティン・デイとの対戦で、デイのタックルにギロチンを合わせてタップアウト勝利した。

サントスが間合いを詰めて蹴り・パンチを出していく。ジョーンズ飛び込んで右オーバーハンドを放った。カーフキック。間合いを詰めたサントス。またカーフキックを放ったジョーンズ。サントススリップ気味にダウン。すぐ立つがカーフキックがけっこう有効か。さらにカーフを蹴っていくジョーンズ。足を引きずっているサントス。もう完全に効いてる。左足を蹴られないようにスイッチ。ケージまで下がったサントスにパンチを打ち込む。サントス組もうとするがジョーンズは組ませない。くませずパンチを当てていく。足を引きずりながら出ていくサントスだがジョーンズがステップして組ませない。スイッチした右足にカーフキック。ホーン。

1Rジョーンズ。

2R。ジョーンズが右を打ち込みサントス後退。足を引きずりながら出たサントスだが、そこにパンチを貰う。左ボディを入れたジョーンズ。右のダブルが顔面にヒット。左ボディで出たジョーンズにサントスタックル。組み付いてケージに押し込むが引き剥がされた。またカーフキック。ダウン。立って出るサントス。パンチを打たれて組もうとしたが、踏み込みできないので組ませてもらえない。自分で出られないからかノーガードで挑発するサントス。ジョーンズがパンチで出たところに組もうとしたがまた引き剥がされる。ジョーンズワンツー。ケージを背負ったサントスにパンチを打ち込むが、サントスが出てくると距離を取る。ホーン。

2Rジョーンズ。

3R。ジョーンズがパンチを打ち込んできたところに打ち返すサントス。しかし足が出ない。ジョーンズ強烈な左ボディからの右フックがビッグヒット!サントス仰向けにダウン!KO!

ジョーンズ、地元で快勝。

サントスは序盤にカーフキックで足を殺され、玉砕覚悟の攻めしかなかった。

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