UFC on ESPN34:第9試合・ムニール・ラズィーズ vs. アンジュ・ルーサ

ウェルター級。

チュニジア初のUFCファイター・ラズィーズは2020年7月にUFCデビューし、相手のアブドゥル・ラザクが早々にスタミナ切れし、楽な展開での判定勝ち。昨年1月のアブダビ大会はホームである中東での試合ということでセミに抜擢されたが、UFC7勝4敗のワーレイ・アウベスにミドルをもらって嫌倒れ→パウンドで1RKO負けした。

当初はエリゼウ・ザレスキと対戦予定だったが、ザレスキが個人的事情により欠場。試合4日前に急遽サンフォードMMA所属のルーサのUFCデビューが決まった。ルーサはコンゴ出身で、8勝2敗の28歳。昨年9月にコンテンダーシリーズに出場したが判定負けで契約ならず。

左ボディから右ローを入れたラズィーズ関節蹴り。ワンツー。ジャブから左ハイ。ルーサ出られない。ラズィーズカーフキック。左ボディ。右ボディ。ジャブの連打から肘。タックルに入ろうとしたルーサだが距離があり切られた。ラズィーズがタックル。ケージに押し込む。入れ替えて離れるルーサだが時間がない。残りわずかでミドル・パンチ・飛び膝を入れたラズィーズ。ホーン。

1Rラズィーズ。

2R。打撃で出るラズィーズだがルーサも打ち返すとタックルへ。シングルレッグ。足を抱えあげて倒そうとするが倒せず。ジャブを入れるラズィーズ。リーチに劣るルーサだが、間合いを詰めてパンチを入れていく。しかしラズィーズのジャブをもらった。ワンツー。パンチをかなり被弾しているルーサ。左ボディ。ルーサも打ち返しているが後退。ラズィーズがタックル。ケージに押し込む。離れた。ミドル、ロー。ホーン。

2Rラズィーズ。

2R。ルーサ前に出るがジャブをもらう展開。タックル。切られる。パンチ・左ボディをもらうルーサ。左ボディで一瞬動きが止まったルーサ。それでも手を出していく。右。このラウンドの手数は五分だが倒す必要があるルーサ。しかし逆にラズィーズがラッシュ。ルーサしのいだが手を止めないラズィーズ。タイムアップ。

三者フルマークでラズィーズ勝利。

ルーサは緊急出場でよくやっていたが、2Rまで劣勢な中、攻めてはいたがフィニッシュを狙いに行ってはいなかった。

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