UFC on ESPN11:第1試合・オースティン・ハバード vs. マックス・ロシュコップ

ライト級。

ハバードはローカル団体LFAのライト級王者となり昨年からUFCに参戦したが、ADCC王者ダヴィ・ハモス、オリンピックグレコローマン銀メダリストマーク・マドセンには判定負けしてここまで1勝2敗。勝った試合はテイクダウンを奪っての判定勝ち。

ジョー・ソレッキと対戦予定だったが、ソレッキが欠場となり、初参戦のロシュコップが1週間前に出場決定。25歳でMMA5戦全勝全一本勝ち。まだ大した相手とやっていないが、高校~大学とレスリングで活躍。さらに、ロバート・ドライスデールから柔術を学び、現在紫帯。MMAではデビュー戦のみ2R、それ以降はすべて1Rでチョークで一本勝ちしている。

ハバードがパンチを打ち込む。ロシュコップも右フックを打ち込むが、両者まだ入り込めない。ロシュコップパンチからタックルへ。ハバードが膝を打ち込むが、そのままボディロックしバックに回ると持ち上げてテイクダウン。ケージを蹴って上を取り返したハバード。ボディに膝を入れて離れる。ロシュコップまたシングルレッグに入るとなんと引き込んで足関。内ヒール。振りほどいて立つハバード。ハバードが膝からワンツーをヒット。ホーン。

1R微妙。テイクダウンやポジション、サブミッションアテンプトはロシュコップだが、スタンドの打撃でのヒットはハバードが上。ただし手数は少ない。

2R。ハバードすぐシングルレッグに。テイクダウン。がぶるとギロチンに抱えて上に。はねのけて立つハバード。パンチを打ち込む。ロー。ロシュコップ出られずパンチを貰う。疲れたか?ワンツーがヒット。ハバード前に出てワンツー。ケージを背負うロシュコップ、棒立ち気味でパンチのスピードもない。パンチを貰い続ける。さらにローを入れるハバード。サンドバック状態。残り1分でようやくパンチを出すロシュコップだがハバードのワンツーがまたヒット。ボディ、アッパーをさらに打ち込む。ホーン。

2Rハバード。ロシュコップ、緊急出場のためかスタミナ切れが早く厳しい。

インターバル中にロシュコップが椅子から立ち上がれず。レフェリーからの確認に口頭で続行不能を宣言しTKO。ダメージよりもスタミナ切れか。

グラップリングに非凡なものを感じさせたロシュコップだが、緊急出場を差し引いても打撃にまだ穴があり、色々と時期尚早だった。

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