女子フライ級。ロクサン6位、マーフィー7位。
王座決定戦に出場したロクサンがランカー対決でこの位置。前回は21歳で無敗・UFC3戦全フィニッシュ勝利のメイシー・バーバーと対戦し、グラウンドで上をキープする展開で完勝。グラップラーだが、打撃も向上してきている。しかし試合順を見ても、なかなかタイトル再挑戦のチャンスは巡ってきそうにない。
マーフィーはバンタム級で1勝3敗だったが、フライ級に落とすと逆に3勝1敗と勝ち越し。負けた相手はロクサンも敗れてているシジャラー・ユーバンクス。3勝のうち2試合がスプリット判定の接戦。スタンドで圧を掛けて打撃で攻める選手。
ロクサン37歳、マーフィー36歳だが、ロクサンは自分の方が伸びしろがあるから有利と言っている。オッズは僅差でロクサン優勢。
ステップを踏みながらジャブを出していくロクサン。パンチ連打で出るとケージに押し込む。ボディロックしテイクダウン狙い。ケージで耐えるマーフィー。離れた。パンチを入れていくマーフィー。ロクサンもジャブを出しているが単発で手数が少ない。ホーン。
1Rマーフィー。
2R。パンチを貰いちょっとぐらついたロクサン。マーフィーがそれを見て手数を増やしていく。しのいだロクサン。ワンツー。マーフィーが首相撲に捕らえるとケージに押し込む。しかしクラッチできず、逆にマーフィーがボディロックしテイクダウン。バックを取りパウンドを打ち込む。足を差し込みハーフバック。が、ロクサン反転。上を取りかけるが、マーフィー立つ。ロクサンすかさずボディロックしテイクダウン狙い。ケージで凌ぐマーフィー。投げるロクサンだがマーフィーこらえた。ホーン。
2Rマーフィー。ロクサン、フィジカルの差があり厳しい。
3R。ステップの動きは落ちないロクサン。肘を出していく。パンチ連打で出てケージまで押し込むとタックルに。差し替えしてこらえるマーフィーに首相撲。そのまま膝を入れるがハードヒットしてない。足をかけてテイクダウンを狙うがマーフィーこらえる。離れた。手を出し続けるロクサン。しかしマーフィーの一発の方が重い。残りわずかでマーフィーがタックル。テイクダウン。パウンドを落とす。タイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でマーフィー勝利。
ストローから上げてきたロクサンとバンタムから落としてきたマーフィーでフィジカル差があった。
