UFC on ESPN+101:第10試合・モルガン・シャリエール vs. ガブリエル・ミランダ

フェザー級

地元フランスのシャリエール。例のごとく、昨年のパリ大会でUFCデビュー。同じUFCデビュー戦のマノロ・ゼッキーニから蹴りで腹を効かせてKO勝ち。4月の2戦目はUFC2連勝中のチェペ・マリスカルとの対戦で、2Rは打撃で攻め込んだものの、僅差の1・3Rで判断が割れてスプリット判定負け。しかし2勝している相手に互角以上に戦えていたので、評価を下げる試合ではなかった。28歳。

ブラジルのミランダはキャリア17勝のうち、16勝がサブミッションによる一本勝ち。2022年のパリ大会で負傷選手の代役としてUFCとの契約が決まったが、階級上のライトで、今日のメインを務めるブノワ・サン・デニとの対戦というのが厳しすぎてKO負け。昨年9月の前戦は、UFC2勝4敗のシェーン・ヤングにテイクダウンからすぐバックを奪ってチョークに捕らえて一本勝ち。フィニッシャーの片鱗を見せている。34歳。

すぐに組み付いていったミランダ。四つでクラッチ。ケージを背負ってこらえるシャリエール。テイクダウンを狙いながらヒザをボディに入れるミランダ。シャリエールが両脇を差したが、ミランダが引き込みを狙う。こらえて引き込ませないシャリエール。ミランダ小手投げを狙ったがこらえるシャリエール。また引き込みを狙う。下になるが、シャリエールがヒジを入れると足で引き剥がす。立たせたシャリエール。ミランダタックル。しかしシャリエールが両脇を差すと、また引き込んだミランダ。シャリエール立ってスタンドを要求。ミランダまたタックル。切ったシャリエールだが、ミランダはまた引き込み下に。フックスイープ。こらえたシャリエールだが、ミランダバックを取った。チョークを狙ったが、首を抜いて上になったシャリエール。立たせる。ミランダ右ハイ。さらにパンチで出ていく。ホーン。

1Rややシャリエール?グランドで先手を取っていたのはミランダだったが。

2R。カーフを蹴るミランダ。シャリエールパンチで出るとボディロックからテイクダウン狙い。クラッチを切って向き直ろうとしたミランダだが、そこに左フックがビッグヒット!仰向けにダウン!KO!

前の試合と同じ振り返りざまの打撃でのKO決着。メインカードで2試合連続地元勢がKO勝ち。

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