UFC on ESPN+30:第7試合・ローマン・ドリゼ vs. カディス・イブラギモフ

ライトヘビー級。

ジョージアのドリゼは昨年の4月・6月のUFCデビュー戦をいずれも負傷欠場。6月のカザフスタン大会でイブラギモフと対戦予定だったが、イベント自体がキャンセルになり、ファイトアイランドで実現することになった。32歳で6戦全勝。格闘技を始める前はサッカーでゴールキーパーをしていた。20歳の時にウクライナに移住しコンバットサンボを始め、ADCCに出場経験あり。MMA転向は4年前・28歳の時と遅い。ここまでテイクダウンからのパウンドで全試合フィニッシュ勝利。ジャクソンズMMAに出稽古にも行っており、ジョン・ジョーンズのスパーリングパートナーだった。

ロシアのイブラギモフは25歳と若く、ローカルでは全勝。代役でUFCと契約したが、2戦続けて出だしのパンチラッシュで盛り上げるも早々にスタミナ切れして逆転を許し連敗中。ここまではかなりお粗末な試合内容。

間合いに入らない両者。ローで牽制し合う。イブラギモフ、今回は仕掛けない。ドリゼが飛び込んでパンチを入れ離れる。飛び込んでパンチ3発を入れたイブラギモフ。間合いを詰めるイブラギモフ。ドリゼ距離を取ってサークリング。かかと落としを見せたドリゼだが、捕まれ下に。スクート。シッティングガードのドリゼの足を蹴るイブラギモフ。ブレイク。ドリゼの左ハイがビッグヒットしイブラギモフ座り込むようにダウン!すかさずパウンド連打!レフェリーストップ!

ハイキックの膝の部分がイブラギモフの顔面にクリーンヒットし、結果的には膝蹴りでのKOに。ドリゼ、UFCデビュー戦でインパクトのある勝利。

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