UFC on ESPN+36:第8試合・ジョーダン・エスピノサ vs. ダヴィッド・ドヴォルザーク

フライ級。エスピノサ13位、ドヴォルザーク14位。

エスピノサはUFC2勝2敗。前回はバンタム級に上げて3連敗中のマーク・デ・ラ・ロサにタックルを切り続けて打撃を入れる展開で判定勝ちしたが、バンタム級は前回限定だった模様で、再びフライ級に戻しての試合となる。コンテンダーシリーズでは日本で中村優作や田丸匠にKO勝ちしているライリー・ドゥトロをKOしている。

チェコドヴォルザークはイベント中断前最後のイベントで無観客開催となった3月14日のブラジル大会でUFCデビュー。UFC0勝1敗のブルーノ・シウバ相手に首相撲からの膝で攻めて判定勝ち。チェコ人4人目のUFCファイターとして、初めてUFCデビュー戦で勝利した(後にイリー・プロハースカもデビュー戦勝利)。MMA専属ファイターになるまでは墓掘り人を副業としていたため、「アンダーテイカー」のニックネームがついている。

ローで足を払われてスリップダウンしたエスピノサ。すぐ立つ。ドヴォルザークが間合いを詰めてパンチを入れる。ケージ際まで下がったエスピノサがパンチを出したところにドヴォルザークが打ち返してヒット。エスピノサがニータップを狙うも不発。両者なかなか間合いに入れないまま時間が過ぎる。ホーン。

1Rはヒット数でドヴォルザーク

2R。ドヴォルザークまた出ていく。カーフキック。エスピノサが出ようとすると下がって距離を取る。カーフキックをキャッチしてテイクダウンしようとしたエスピノサだが倒せず。相変わらず両者間合いの一歩外から入っていかない。エスピノサが踏み込もうとしたところでドヴォルザークの右がヒット。間合いを詰めたドヴォルザーク。ワンツー。カーフキック。なかなか間合いに入れないが、間合いに入った瞬間にドヴォルザークのカウンターがヒットする。ホーン。

2Rも微妙だがややドヴォルザークか。インターバル中、カーフキックをもらっている左脛を冷やしているエスピノサ。

3R。エスピノサの蹴りをキャッチしてケージに押し込んだドヴォルザーク。パンチを入れて離れる。またカーフキックをもらい、足を引きずり気味になるエスピノサ。突っ込んでワンツーを入れたドヴォルザーク。両者間合いに入らないまま残り1分。またカーフキックをもらったエスピノサ。残りわずかになってもフェイントばかりで出ていかない両者。タイムアップ。

三者フルマークでドヴォルザーク勝利。

ドヴォルザークはカーフキックが有効だったものの、カウンター待ちばかりで自分から出ていかないスタイル。負けているのに出ないエスピノサは論外だが、ドヴォルザークにしてもどちらかと言えばというラウンドだけしかなく、あの程度の微差だけで攻めないのは不満。

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